最後の第229話は、MCをチョン・ヒョンドンの代わりにヒチョル(SUPER JUNIOR)が務めた回だったが、それが思わぬ展開を呼んだ。やはりこの回も、“ランダムプレイダンス”を行ったが、罰ゲームとして、ヒチョルがお互いミスをしないようにという意味で“チュー”を提案。ミスした人がメンバーたちの頬にチューをすることになったのだ。
曲は「RUN」からスタート。「I NEED U」、「BOY IN LUV」へと続いたが、やはり鬼門の「BOY IN LUV」。JUNG KOOKとJ-HOPEがミスした容疑をかけられ、MCのDefconnがメンバーたちに「JUNG KOOKからチューされるのがいい?それともJ-HOPEからチューされるのがいい?」と聞くと、Vが「2人でするのがいいんじゃない?」と瞬殺。JUNG KOOKとJ-HOPEがチューするスイートな(?)シーンが生まれたのだ。ここでの注目ポイントは、Defconnと共にVが、JUNG KOOKとJ-HOPEの顔を無理やりくっつけ、無邪気に喜んでいたことだ。
2度目の挑戦では「RUN」に続き、「I NEED U」でSUGAがミスをし、メンバーたちから腕にしっぺされる罰ゲームをくらい、3度目の挑戦では「RUN」、「War of Hormone」、「I NEED U」と続いたが、やはり最後も「BOY IN LUV」でポジション取りができなかったJIMINが痛恨のミス。罰ゲームでメンバーたちからはお尻を叩かれ、ヒチョルからはバックハグからのチューをもらい、もだえるJIMINというシーンで終わった。
また、ファンの留守電メッセージにメンバーたちが答えるコーナー「アイドルコールセンター」では、まずはメンバーたちがワケも分からず謝罪することに。あまりに電話が殺到したため、番組始まって以来初めて電話線が故障してしまい、電話局の技術者たちが深夜に総出動し、仕事をするハメになったそうだ。そんな電話局への謝罪だったが、「BTS」の人気はこの頃から爆発していたということだ。
もう一度丁重に謝罪を終えたメンバーたちは、ファンのリクエストでモーニングコールを披露。それぞれコンセプトが与えられJIMINは方言、JUNG KOOKはサンナムジャなどを難なくこなしていたが、セクシーバージョンのVはヒチョルに見本を見せてもらった後、意を決して実演。テロップには「声だけで良かったのに、頼んでもいない表情とアクションまでやってくださり、ありがとうございます」とスタッフからのメッセージが流れていた。
さらに、この回でもガールズグループダンスを披露したメンバーたち。Vが「少女時代」の「Gee」をキュートに踊り、ガールズグループダンスを踊ったことがないというRMが「EXID」の「UP&DOWN」を踊ったのを皮切りに、JUNG KOOKとJIMINも「UP&DOWN」でセクシーの極みを見せ、ヒチョルの判定で優勝はJIMINの手に渡った。
今回の特集では、“ランダムプレイダンス”やガールズグループのカバーダンスなど、改めて「BTS」のダンスの上手さが分かるシーンを中心に構成され、時代を感じさせる懐かしさなどもありつつ、「週刊アイドル」では「BOY IN LUV」が数々のドラマを生み出していたことも分かった。それに、「BTS」の初々しい魅力がたっぷり詰まった特集だった。
WOW!Korea提供