ソ・イングク、繊細な感情表現が光を放った瞬間たち…独自のキャラクターを作り上げる 「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

俳優ソ・イングクが、他とは替えることができない彼だけの「滅亡」のオーラを完成している。
ソ・イングクは、tvN月火ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」で滅亡というキャラクターの喜怒哀楽が溶け込んだ息が止まるような演技力を繰り広げている。そこでソ・イングクの繊細な感情表現が光を放った瞬間を選んでみた。

#無味乾燥な姿から深い怒りまで
ソ・イングクは、冷たい気流が漂う無表情で「無色無臭」の滅亡の様子を表現した。4話の滅亡(ソ・イングク)は、やたらと自分の世界を侵犯するドンギョン(パク・ボヨン)を気にするようだったが、「人間は取るに足らない。お前も違わない」と独白して一寸も揺るがい姿を見せた。ソ・イングクは冷たい気流が漂う表情で無味乾燥な感情を持つ滅亡という存在を表現した。
しかし、放送の最後でドンギョンは殺人犯から滅亡を救うために体を張り、滅亡はそんな彼女を抱いたまま殺人犯を無惨に殺した。凍りついたような顔でその光景を見つめる滅亡からは深い「怒り」が感じられた。ソ・イングクは滅亡の感情が初めて表れた瞬間を強烈に描き出して視聴者の視線を釘付けにした。

(2ページに続く)

2021.06.23