「BTS」は「キムチ」と発したが…中国語字幕での「パオチャイ(泡菜)」表記が物議に


韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」が料理研究科ペク・ジョンウォンド氏(54)と共に韓国の伝統食である“キムチ”を広報したところ、中国語字幕で「パオチャイ(泡菜)」と表記され、韓国内で物議を醸している。

「BTS」は15日、V LIVE(ネイバー)を通して「Run BTS」142回を公開した。142回放送分では「BTS」がペク・ジョンウォン氏と韓国の伝統食であるキムチを漬ける姿が映し出された。

「BTS」のメンバーたちは2チームに分かれて白菜とネギのキムチを漬けた。その過程で「キムチ」という単語を言及し、「韓国のキムチ」を広報。しかし、自動翻訳機能を活用して中国語字幕を付けると、「キムチ」ではなく「泡菜」という単語が登場する。「BTS」は「キムチをおいしく召し上がれ」と言うが、中国語字幕では「泡菜をおいしく召し上がれ」と翻訳されているものだ。

「泡菜」は中国の四川省でピクルスのように漬けて食べる塩漬け野菜を称する言葉で、韓国のキムチとは別だ。最近になって、一部の中国人たちが「キムチは中国起源の食べ物」と詭弁(きべん)を並べ波紋が広がっている状況だ。

ネイバー側は農林畜産食品部と文化体育観光部の訓令を参考にしてこのように翻訳したとの立場だ。ネイバー側は字幕論議について「該当字幕は農林畜産食品部と文化体育観光部のキムチ中国語表記に対する立場を参考にし、翻訳を進めた」とし、「V LIVEは改めて該当表記法を確認するために国立国語院、文教体育省など関連機関に問い合わせして回答を待っている」と明らかにした。

WOW!Korea提供

2021.06.21