JYJジュンスは7日に、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で「2015 XIA 3rd ASIA TOUR CONCERT-FLOWER」を開催した。
ジュンスは「今年で30歳になったが、生まれ変わった感じがする」と30代を迎えた感想を述べた。
この公演のファンとの対話の中でジュンスは、「数え年で今年30歳になった。僕にも『3』という数字が付くのかと心配したが、実際に30歳になってみるととても良い。気持ちがとても楽で、生まれ変わった感じがする」と話した。
そして、「男は30歳からという言葉があるじゃないか」と付け加えた。
このコンサートに先立って行なわれた記者会見でジュンスが話したかった核心的なキーワードは「新しさ」と「多様性」だった。彼は様々なジャンルと新しいスタイルの曲で3rdソロアルバム「Flower」を構成した。これにはコンサートを通してファンに常に新しい姿を見せたいという願いが込められていた。
そのためだろうか、ライブはとても新鮮であった。3rdアルバムの収録曲で初めてステージを構成し、OSTメドレーと多際なパフォーマンスが続いた。ファンと近くで交流する時間も意味深かった。
「incredible」で熱く燃えるようにコンサートの門を開いたジュンスは、「熱い声援がすばらしいライブを作り出すと思う。新しいパフォーマンスをたくさん準備した。大いに期待してくれ」と初めのあいさつをした。
続いて、新曲「X Song」、「Lullaby」、「Love you more」、「Reach」を順に初公開した。セクシーなパフォーマンスと爆発するような歌唱力でファンの熱い歓声を導き出した。
様々なステージ装置と特殊効果で特別さをを加えた。新曲「Butterfly」のステージでは中央ステージから蝶形のセットが登場し、ジュンスはこの装置に乗って空中に浮いたまま歌った。レーザービームを利用したダンスパフォーマンスも印象的で、ライブに様々な見どころと聞きどころを提供しようとする努力が伺える部分である。
「ジニータイム」でファンのちょっと意地悪な要求も皆聞き入れて、楽しい雰囲気を演出して、余裕のあるユーモラスなトークで笑いをそそったりした。「Music in life」で見せてくれたタップダンスと傘のパフォーマンス、そしてミュージカルのように構成された「Loving you keeps me alive」は一味違った新鮮みがあった。
この日初公開のアルバムのタイトル曲「Flower」のステージはこの日のライブの山場であった。雄大で壮厳な雰囲気に演出されたステージでダンサーと節度あるパフォーマンスを公開した。ライブは一糸乱れぬ、切ないカリスマであふれた。
この公演では、ジュンスのニューアルバム「Flower」のタイトル曲「Flower」のステージを始めとして収録曲のステージが始めて公開された。
ジュンスは3日、大阪でのソロコンサートを皮切りにソウル、上海、タイ、東京、福岡、名古屋などでアジアツアーを開催する。
3月8日も蚕室(チャムシル)室内体育館で「2015 XIA 3rd ASIA TOUR CONCERT-FLOWER」を行う。