阪神・淡路大震災後の神戸の街を元気にしたいという想いを込めて、2002年にスタートした『神戸コレクション』。
震災から20年の節目となる今年は、「女の子の笑顔が街を照らす」という意味をこめて、「LIGHT UP TOWN GIRL」をテーマに掲げた。
今回も蛯原友里、押切もえ、ラブリ、石田ニコル、舞川あいく、加藤夏希、河北麻友子、鹿沼憂妃、松井愛莉、三吉彩花、トリンドル玲奈、中村アン、浦浜アリサなどの人気モデルや、多くのミュージシャン・アーティストなど総勢100人以上が大終結し、会場を盛り上げます。また、全ステージで24ブランドのファッションショーが繰り広げられ、ランウェイを華やかに彩った。
オープニングステージは、人気沸騰中のイケメン俳優・千葉雄大。幅13m×高さ8m以上の大型ビジョンに甘いマスクが大アップで映し出されると、満員の会場は悲鳴に近い黄色い歓声が沸きあがり、会場のムードは一気にヒートアップ!アメリカ国旗をあしらった水色のカーディガンにロールアップのデニム姿で千葉がステージに現れると多くの観客に手を振られ、照れくさそうに振り返していた。
その後、夏をほうふつとさせる花柄のワンピースをまとった藤井リナをトップバッターに華やかなファッションショーが本格的にスタート!中村アン・玉城ティナ・押切もえなど、そうそうたるトップモデルがランウェイに登場する度に大きな歓声があがり、気温10度前後とまだまだ肌寒い神戸だが、会場の中は汗ばむ程の熱気に包まれた。
「今年の春夏は、明るくきらびやかなイメージではなく、オトナっぽい妖艶なイメージの服が流行」と語る加藤夏希は、シックな黒のワンピースでステージに登場。大人な女性を演出する加藤のランウェイに、手を振る観客の姿も多数見られた。
また、ステージ後のインタビューで加藤は震災への思いや順調な結婚生活にも触れた。
ファッションショーの途中では、浦浜アリサと千葉雄大をゲストに、震災を振り返るステージもおこなわれた。神戸製の真珠のネックレスを身に着けて登場した兵庫県出身の浦浜は、「うちの地区の被害は少なかったが、強い揺れは経験した。一緒に寝ていた母が自分の頭を懸命に守ってくれたことを鮮明におぼえている」と、震災当時4歳だった記憶を語った。また宮城県出身の千葉は「まだまだつらい思いをしている人がいる。早くみんな笑顔になれる日が来ればいい」と復興を願った。
1stステージのトリを務めるLIVEは、韓国の人気アーティスト「超新星」が登場。メンバー5人が姿を見せると、立ち上がって迎えるファンの姿も多く見られた。ファンの熱い声援に圧巻のパフォーマンと熱唱で応え、「YOU」「きっと」「WINNER」と、新曲を含め三曲を披露、会場内は拍手と手拍子が起こり、完全に一体となった。
ユナクはステージ上でファンに対し「神戸コレクションは初めて。出演出来てうれしい」グァンスは「(ファッションイベントなので)衣装に力を入れた」「周りがオシャレで緊張する」ジヒョクは「次はモデルとして出たい」となどと語った。
またライブ終了後には汗だくになり、息を切らせながら「ファンの声援が暖かかった。楽しかった!」とコメントした。
詳しいレポートは後程掲載いたします。
2015年3月7日 PM8:10 (C)Korepo