「インタビュー②」俳優ソン・ジュンギ、「ヴィンチェンツォ」を語る!”クムガプラザの仲間たちと一緒の時は、本当にたくさん助けてもらった”

「インタビュー①」から続く

続けて「“クムガプラザ”の仲間たちと一緒の時は、本当にたくさん助けてもらった。コメディ演技の上手な方がたくさんいらしゃった。またキム・ヒウォンPDがそういう雰囲気を作ってくださって楽しく遊んだが、うまく遊ぶのとうまいのとは違うから、満足できていない」と説明した。

ソン・ジュンギが演じたヴィンチェンツォ・カサノは弁護士だが、やられたら何倍にもしてやり返すという復讐主義者だ。ソン・ジュンギはヴィンチェンツォの私的な復讐について「ヴィンチェンツォ・カサノも極悪非道な悪人だ。そんな人を応援すること自体が悲しいと思う」と明かした。

さらにヴィンチェンツォのエピソードと他の人物たちは現実に近いが、ヴィンチェンツォのキャラクターだけはファンタジーだと考えるソン・ジュンギは「現実にも悪い人が多い。それを脚本家の先生が引用して書いてくださった。ドラマの中で悪人を倒すことに、視聴者の皆さんが代理満足してくださったようだ」と語った。

 ヴィンチェンツォを“ダークヒーロー”と表現することについて「ヒーローだと思っていない。ダークは認めるが、ヒーローは認められない」というソン・ジュンギは、「あんな人がヒーローになったらダメだ。セリフにも出てくるが、ゴミを片付けるのはゴミだ。だめな悪い人間だ。“悪役”が合っている。ファンタジー的な悪役だった」とヴィンチェンツォに対する考えを示した。

また現実的な悪役をやってみたいというソン・ジュンギは「撮影していた8か月の間、一人で想像してみた。ドラマに出てくる悪役4人のうち、ヴィンチェンツォ以外でどの役をやってみたいだろうかと。僕は初めから最後までチェ・ミョンヒ役だった。キム・ヨジン先輩が非常にうまく表現してくださったので、僕も楽しみながら見ていたが、もし僕が別の役をやるとしたらチェ・ミョンヒだと思う」と明かした。

WOW!Korea提供

2021.05.08