韓国警察が歌手シン・ヘチョル(享年46)の死亡に関連し、医療過失があったと発表した。
ソウル松坡(ソンパ)警察署は3日、故シン・ヘチョルの手術を執刀したS病院のカン某院長の過失により、シン・ヘチョルが死亡したと判断、カン院長に業務上過失致死容疑を適用し、在宅立件した上で検察に書類送検したと明らかにした。
警察によると、カン院長は当初、手術対象ではなかった萎縮術をシン・ヘチョルの同意なしにおこない、そのためシン・ヘチョルの小腸上部70〜80cm下方に1cmの穿孔と心嚢に3mmの穿孔ができた。シン・ヘチョルはその穿孔により腹膜炎および敗血症を発症したが、カン院長は手術の後遺症と判断し適切な処置を怠った。
警察は「カン院長は必要のない胃の手術を施し、シン・ヘチョルの心嚢に損傷を負わせたと見られる」とし、「手術自体に問題があったとしても、すぐに適切な処置をしていればシン・ヘチョルは亡くなることはなかった」とした。
また「手術自体はシン・ヘチョルの死亡と因果関係はなく見えるが、2度も苦痛を訴えていたにもかかわらず、それを見逃し、結局、死亡するに至った。これは明白な過失だ」と説明した。
WOW!korea提供