※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
今日はドラマ「それでも僕らは走り続ける」の撮影裏話。動画3:01から最後まで。今回も、ソンギョムとミジュのラブシーンの舞台裏を公開。胸キュンシーンがどのように作られたか、見てみよう。
今度は違う角度からキスシーンの撮影へ。
シン・セギョンとイム・シワンは再度気持ちを作り、撮影に臨む。キスシーンが終わりカットがかかると、監督は2人の腕の動きについて話し始める。
「じゃあ、ちょっと整理しましょう」とシン・セギョンはイム・シワンと腕の動きを確認する。「ちょっとこっちきて」とイム・シワンを抱き寄せるが、イム・シワンは恥ずかしそうに笑う。
キスシーンでミジュの手をソンギョムの肩か腕かどの位置に持っていくか、監督とシン・セギョンは相談している。「ソンギョムの腕を掴む感じで行こうか」と言われ、「こっちの手が下がる感じですね」と一つ一つチェック。
そしてもう一度本番へ。シン・セギョンは打合せ通り、キスシーンで手をソンギョムの腕を掴むように持っていく。カットがかかり、そのまま次のシーンの撮影へ。
手を繋いだまま監督と話し、セリフに入るシン・セギョン。気持ちが途切れないように役に入り切っている様子だ。イム・シワンもリラックスした様子で微笑んでいる。
「ソンギョムさんも、自分自身をもっと大切にしてほしいの」 「努力するよ」 「やっぱりあなたは努力派ね」とミジュがソンギョムの手の甲をポンと叩く。
そこでカットがかかり、ベッドから起き上がる際にはイム・シワンがシン・セギョンの肩をさすりながら互いに労うのだった。
今回は、ドラマの後半でも一番印象的な2人の胸キュンシーンの撮影風景だった。イム・シワンは終始穏やかな雰囲気に見え、シン・セギョンは役になり切っている様子が伺えた。
細かい動きにまでこだわっていたことがわかり、プロ意識が高い印象を受ける。
Youtube動画:「それでも僕らは走り続ける」撮影秘話
●韓国ネットユーザーの反応●
「2人がラブラブすぎて見ていてにやけてしまう」
「シワンがラブストーリーに出ると、ドキドキしっぱなし」
「ドラマの仕上がりがすごく綺麗」
「シーズン2も作ってほしい」
●あらすじ●
JTBCドラマ「それでも僕らは走り続ける」9話では、体調が回復したミジュ(シン・セギョン)と彼女の頼みで一目散に現場に駆け付けたソンギョム(イム・シワン(ZE:A))の様子が描かれた。
何をしたらいいのか分からずに来たソンギョムは、撮影現場でただミジュを見て、逃したチャンスを挽回できるという思いで喜んでいた。ミジュはそんなソンギョムをかわいく思いながら、一方では目まぐるしい撮影現場で無事に一日を過ごせるのか心配もしていた。
そんな心配をよそにソンギョムは、しっかりと一人で待機する時間にやることまで準備していた。振り返らずに生きるという決心を実践するために日記をつけることに挑戦していたのだった。しかし前ばかりを見て走ってきたソンギョムにとって、過去を振り返り、優先順位になかった自分自身の感情に向き合うことは難しいことだった。自分ばかりを見る日記、人の目を気にする必要はなく、ただ正直に書けばいいというミジュのアドバイスにソンギョムは「オ・ミジュさんの体調が悪くなり、怖かった」と正直な感情を記録した。
そうやってソンギョムはミジュから聞いた話を一つずつ振り返りながら“善い影響”を回りに伝え始めた。人種差別的な発言をした監督に立ち向かって現場で解雇されたミジュに「嫌ならしなくていい」と勇気づけ、これ以上走らないという後輩ウシク(イ・ジョンハ)には「自分自身に気遣ってほしい」と状況に導かれた選択を振り返らせた。
しかしソンギョムには、まだ他の人たちのようにミジュが去ってしまうのではないかという恐怖が残っていた。へたに二人の関係を定義できない理由でもあった。結局適度な距離を置くのが最善だと思い、ミジュに頼ることを迷惑だと整理し、ありがとうというあいさつと共に荷物をまとめて彼女の家を出てきたという事実を後から伝えた。
楽しく過ごした一日の終わりに一番大事なことを伝えるソンギョムに、ミジュは少し近づいたかと思ったら、こうして一回ずつ線を引かれる寂しさをほのめかした。ソンギョムは今回もミジュがすねたまま放っておくことはできず、「ずっと“それ”をしているよ。好きになってほしいんでしょ?」と知らないふりをしていたこの前の告白まで言い出すなど不器用な反応を見せた。しかしミジュは傷ついた。それは頼んだのではなく、勇気だったからだ。
WOW!Korea提供