※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
今日はドラマ「それでも僕らは走り続ける」の撮影裏話。動画2:54から最後まで。今回は、ソンギョムの妄想の中でミジュと話すシーンの途中から。
ソンギョムは涙を流す場面なので、イム・シワンは撮影直前に気持ちを作り涙を浮かべる。アクション、と言われた瞬間ソンギョムとして演技を始めるイム・シワン。
「告白してるの? 今さら…僕がどれだけ傷ついたか」と言いながら号泣。「何で僕にあんなことを? 」と言い、ミジュは「ちょっと泣かないでよ…私が何したっていうのよ…」とセリフを続け、カットがかかる。
次は、ミジュの妄想の中のソンギョムが登場するシーン。
さっきとは打って変わって、髪はパーマに大きめの眼鏡をかけたイム・シワン。わざとメガネを曇らせているようで、スタッフは「メガネ拭きなさいよ、って言われそう」と笑う。
イム・シワンも、「ホントに(笑)」と笑いながら目を凝らして前を見る。
シン・セギョンは、イム・シワンが着ているだらしなく伸びたTシャツを見て、笑っている。「すごく似合ってるわ~もともとそういう感じだったみたい」と2人で笑い合う。
ソンギョムが暗い部屋でパソコンに向かっているシーンの撮影では、ソンギョムがどういう動きをするか、ミジュがどうやってソンギョムを叩くか、相談している。
「どこを叩こうかな…」と悩むシン・セギョンに、「どこでもいいよ」とサラッというイム・シワン。結局背中を強めに叩くことに。
カットがかかると「ごめんね、強めに叩いちゃった」とシン・セギョンは謝るが、「大丈夫だよ」とイム・シワンは笑っていた。
今回は互いの妄想の中のキャラクターが出てくるシーンの撮影だったので、いつもと違うキャラクターを演じていた。イム・シワンはオタクのような雰囲気に大変身して、楽しんでいたようだ。
だいぶ距離が縮まっている2人は、ため口で話す場面もあった。後半はより息の合った演技が見られるかもしれない。
Youtube動画:「それでも僕らは走り続ける」撮影秘話
●韓国ネットユーザーの反応●
「イム・シワンはすごく綺麗に泣く、美しい」
「シン・セギョンは少し人見知りみたいだけど、仲良くなっていてよかった」
「一瞬で感情移入できるのは、やっぱりプロだしすごい」
「泣くシーンの直前までふざけてても、一瞬で集中できるのがすごい」
「2人のケミが良くなってきて、これからが楽しみ」
●あらすじ●
JTBCドラマ「それでも僕らは走り続ける」8話では、ソンギョム(イム・シワン(ZE:A))が”お見合い”させられる様子が描かれた。
本人の同意もなく設けられた席からソンギョムの腕を引っ張って出てきたミジュ(シン・セギョン)は「他人を助けてないで、自分自身を先に救って」と言った。そんな二人を見ていたソンギョムの母ジウ(チャ・ファヨン)は興味深く感じた。育てた通りにきちんと育つのが我が子だと思うほどに何事もなく育ってくれた息子が常にありがたく、また申し訳に気持ちもあったジウには、一度も自分の“声”を出したことのなかった息子の変化がうれしく、喜ばしかったのだった。「それほどの縁なら貴重だと思わなきゃ」と、ミジュとの縁を応援した理由でもあった。
映画を見て出てきたソンギョムとミジュは、同じ試写会に出席したヨンファ(カン・テオ)と会った。ソンギョムとヨンファが知り合いだと知らなかったミジュは、二人の会話を聞いてソンギョムが外泊した日に一緒にいたのはヨンファだと分かった。一人で悶々としていた誤解やわだかまりがすっきりしたが、ソンギョムの前ではすねたふりをした。
その後、一人で留守番をすることになったソンギョムは、日常でミジュを思い出すことが多くなった。思い出の詰まったヒョウ柄のシャツを見ながら、話したことをじっくり思い出したり、母親の撮影現場で働くスタッフを見ながら、彼らと似たような仕事をするミジュの姿を重ね合わせたりした。どうでもいいことを言い訳に連絡したくなったりする気持ちを抑える夜もあった。会えないほど、心に積もる彼女の存在感はさらに濃くなり、ソンギョムは誰かに会いたいということがどんな気分なのかを知るようになった。
一方ミジュは現場で忙しい一日を過ごしていた。通訳だけでなく、複雑な撮影動線のチェックや小道具の見守りまで積極的に動いた。そうしているうちに体調が悪くなったが、一人で耐えることが慣れているので、自分で病院に向かった。しかし一人でいるのは寂しかった。その時、出演俳優の運転士がソンギョムを呼び、病院にやってきた。ミジュはソンギョムを見るなり、安心して涙を流した。
WOW!Korea提供