キム・ドンウクは先輩だけでなく、後輩への気遣いも見せた。イム・シワンがキム・ドンウクのため、コーヒーを準備し始めたが、実は普段コーヒーを飲まないというキム・ドンウク。ドラマ「コーヒープリンス1号店」でブレイクしただけに、コーヒーを飲まないというのが意外な気もしたが、「『車輪のついた家』のコーヒーは気になっていたから飲んでみたい」とイム・シワンの好意を受け取り、一口飲むと「おいしい」と言って、イム・シワンを一安心させたのだ。
また、ここにやって来て2時間しか経っていないのに、いきなり昼寝をするというメンバーたちに戸惑いながらも、横になるといつしか夢の中へ。すっかり適応したかと思いきや、隣で寝ていたソン・ドンイルのいびきで一人だけ起きてしまい、雪が降っていることに気付くと、ボーッと窓の外の景色を眺め、メンバーたちを起こそうかどうしようか迷ったあげく、もう一度布団の中へ(笑)。郷に入っては郷に従えを実践していた。
そして、「国家代表!?」の撮影を振り返り、実は高所恐怖症だからすごく怖かったと明かしたキム・ドンウク。ワイヤーをつけ、ジャンプ以外はすべて自分で滑ったと明かし、「そんなことは可能なの?」と不思議そうにするイム・シワンの言葉に、「お金をもらったから(笑)」と冗談を飛ばすセンスも。その後、メンバーたちと共に、久しぶりに撮影地だったスキージャンプ台を訪れ、当時を思い出しながら、若い頃は怖いもの知らずで、やる気に満ちていたから撮影できたと語っていた。
ほかにも、笑いを我慢できず、床を転げ回って笑う姿を見せたり、料理中に窓が曇ると、歯磨き粉を取り出し、それを布につけて窓を拭くという生活力を見せたり。夕食時にはお父さんが持たせてくれたという春川のマッコリや、お酒が飲めないキム・ヒウォンのため、スリランカティーまで出すセンスまで見せたキム・ドンウク。
登場から温かい笑顔で、先輩たちを手助けする優しさを見せ、人見知りが激しいキム・ヒウォンもすっかりキム・ドンウクの魅力にハマっていた。
放送後、「すごく優しくて礼儀正しいうえ、キュートさまで兼ね備えている」、「ビックリするぐらい可愛い」などと視聴者も反応し、もっとバラエティに出てほしいという声も。キム・ドンウクはスイートな魅力を持つ俳優だった。