コロナ禍で静まり返った劇場に映画「ミナリ」効果、観客動員数が前月比4.7%増加

米国映画「ミナリ」が、新型コロナウイルスの影響で静まり返っていた韓国の劇場を生き返らせた。

16日、映画振興委員会が発表した3月決算報告書によると、映画「ミナリ」は76億ウォン(約7億6000万円/84万人動員)の売り上げを記録し、3月全体の興行成績1位を獲得した。

米国に暮らす韓国系移民一家が描かれた映画「ミナリ」は、韓国系米国人チョン・イサク監督の演出作で、ユン・ヨジョン、ハン・イェリなど韓国で活動する女優らが出演している。

「ミナリ」は「第78回ゴールデングローブ賞」外国語映画賞、「第27回米国映画俳優組合(SAG)授賞式」助演女優賞(ユン・ヨジョン)などを受賞。

また、来る25日(現地時間)に開催される「第93回アカデミー賞」で「ミナリ」は作品賞、監督賞、主演男優賞(スティーヴン・ユァン)、助演女優賞(ユン・ヨジョン)、脚本賞、音楽賞など6部門にノミネートされている。

2021.04.16