Q.共演したナム・ジヒョンさんについて。
イ・ジュニョク:ナム・ジヒョンさんは、AI並みの完璧な俳優です。誠実ですね。本当に真面目な人でした。僕とは大違い(笑)。あんなドラマに出てくるような真面目な人は初めて見ました。尊敬できるし学ぶべき点も多い。人としても立派な大切な俳優仲間です。
Q.イ・ジュニョクさんはマンガ家志望だったとか。
イ・ジュニョク:ええ、小さい頃からマンガが大好きでした。
Q.今も描いてますか?
イ・ジュニョク:たまに描きますよ。
Q.好きなマンガは?
イ・ジュニョク:マンガと言えば、まずは鳥山明先生の「ドラゴンボール」。そして井上雄彦先生の「スラムダンク」。マンガではありませんが、ゲームクリエーターの小島秀夫監督のゲームも大好きです。僕もゲームのキャラクターに使ってほしいですね(笑)。
Q.リセット仲間の中で一番印象的な人物は?
イ・ジュニョク:別のインタビューではプロゲーマーのコ・ジェヨンと答えたんですが、今改めて考えてみると、宅配業者のパク・ヨンギルがインパクトのある役のようです。
あと、悪徳高利貸しのペ・ジョンテも魅力的な人物なので、いつか演じてみたいと思いました。
Q.もしもリセットできるとしたら?
イ・ジュニョク:それは何度も聞かれた質問ですね(笑)。そのたびに「リセットしません」と答えてきました。だって、もし1年前に戻ったら「サバイバー」の撮影時期になりますよ。本作を撮影する前に戻るわけだから、過去に戻れば戻るほど、苦労して演じた作品がなくなってしまう。「秘密の森」シーズン2もまた撮らないといけない(笑)。だから戻りません。
Q.今の記憶を持ったまま、1年以上前に戻れるなら?
イ・ジュニョク:小学生時代に戻りますね。きっと天才児と呼ばれるでしょう(笑)。
小学生時代に戻ればすごく有利だし面白い。みんなもそう思うはず。
Q.このドラマで気に入っているシーンは?
イ・ジュニョク:エンディングが気に入っています。とても余韻の残るいいエンディングでした。このドラマの結末は、いろいろな形が可能だと思いますが、それをうまくまとめていました。刺激的で面白く展開していたのに、結末で台なしになる場合もあります。
それまでの展開が納得できるエンディングで、僕は好きですね。
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