精子提供受けた“シングルマザー”サユリ(藤田小百合)の「スーパーマン」出演に論争勃発…反対請願&会見まで


日本人タレントのサユリ(藤田小百合/41)のKBSバラエティ番組「スーパーマンが帰ってきた」出演を置き、韓国ネットユーザー間の口論が激化している。

最近、「スーパーマンが帰ってきた」側はサユリが新たな“スーパーマン”として出演することを明かした。

番組側は「番組タイトルの“スーパーマン”は子どもたちが生まれて初めて向き合うヒーロー、英雄という意味を含んでいる」とし、「サユリも一人の子どもを育てるスーパーマンの道を進んだ。スーパーマン・サユリの育児を見たいというネットユーザーの要請が殺到し、サユリを新しいスーパーマンとしてオファーできて感謝している」と伝えていた。

しかし、サユリの出演が伝えられると、これを憂慮する声が高まった。KBS視聴者権益センターには「自発的シングルマザーであるサユリの出演を反対する」との請願が登録された。同文を作成した視聴者は「サユリは結婚していない未婚の状態で独身主義を主張し、本人の考えで“健康”で“より良い”条件の精子を“選択”して妊娠した」としながら、「サユリが育児をする姿の中でも、肯定的な部分を選んで放映されるようだが、父親が不在の様子は出ず、美化されたまま放映されるだろう」とし、サユリの出演が青少年の視聴者の“結婚”と“家庭”における価値観形成に偏向的で良くない影響を及ぼすと主張した。

続けて、「精子の提供を受けて出産したことまでは個人的な選択であり仕方のないことだが、KBSで公開的に番組にし、大韓民国、世界に放映されることは健康な家庭という価値を広めるのに相反する状況」としてサユリの出演を反対した。この請願文は3000人以上の同意がなされた状態だ。

請願のみならず、30日午前にはKBS社屋前で一部の市民団体が関連集会を開き、サユリの出演反対を訴えた。

一方で、サユリの出演が多様な家族形態を見せる良い例とする視聴者の意見もある。一部のネットユーザーは「家族の種類はさまざまだ」、「非正常、正常家族を分けることも正しくない」、「何が問題か分からない」、「意味ある出演」としてサユリの出演に対し、肯定的な反応を見せた。

WOW!Korea提供

2021.03.31