それは他のメンバーに対しても同じことで、甲殻類アレルギーがあるため貝が食べられず、一人寂しくメンバーたちの輪に入れないでいるカン・ダニエルにいち早く気づき、これでも食べてと柿を渡してあげたり、キクイモを焼いてあげたりと優しさがあふれ出ていた。
また、2月25日(木)と3月4日(木)放送のバラエティ「スミ山荘」(KBS2)では、10年来の付き合いだというパフォーマンスグループ「Ongals」のメンバーであり、俳優のチェ・キソプと登場。
チェ・キソプはチャン・ヒョク主演のドラマ「ボイス~112の奇跡~」、「油っこいロマンス」、「バッドパパ」に出演していることからも、チャン・ヒョクとは深い縁だということが分かる。
チャン・ヒョクは芸達者なチェ・キソプがネタを披露できるよう上手くアシストし、得意な声帯模写やビートボックスでその場を盛り上げたチェ・キソプを嬉しそうに見守っていたのも印象的だった。
チェ・キソプにとってチャン・ヒョクは死ぬ前に、必ず恩を返したい人だという。これまで「Ongals」のため、金銭的には数億ウォンを支援してくれているのだとか。そんなチャン・ヒョクに、チェ・キソプは2人きりになったとき、「ありがとうございます。今回連れて来てくださって」と言うと、「何を言ってるんだよ」とチャン・ヒョク。
チェ・キソプが他のメンバーたちがデリバリーなどアルバイトをしているのに、自分だけが幸せで申し訳ないと言うと、チャン・ヒョクは「どこかで見たんだけど、カンカン照りの日ばかり続いたら、そこは砂漠だって。人生、いつも晴れというわけにはいかない。雪、雨、風を味わってこそ果実が得られる」とし、長い旅なんだから、ちょっと休んでも大丈夫だと温かい言葉をかけていた。
また、この番組のボスであるベテラン女優キム・スミはチャン・ヒョクの大ファンなのだとか。意外にもこれまで作品での共演はないため、「いつか絶対に共演したい!」と豪語するキム・スミのため、メンバーたちが即興コントを提案。
27歳の年の差を超え、チャン・ヒョクがキム・スミに告白するロマンスものを展開し、メンバーたちは大爆笑だったが、チャン・ヒョクはスイッチが入ったように真剣に演じ切り、最後はハグでハッピーエンドに。やりきるあたりがチャン・ヒョクのチャン・ヒョクたるゆえんか。
キム・スミから大ファンだと言われ、気分を聞かれたとき「嬉しいを超えて、感謝しています」と語っていたチャン・ヒョク。年齢を重ね、ますますカッコよくなっている。