テギョン(2PM)除隊後初主演作!「ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~」主演のテギョン(2PM)&イム・ジュファン&イ・ヨニの撮り下ろしインタビュー到着!

●役作りのために、準備したことは︖
テギョン: ⼈は誰でも時間という概念の中で選択する瞬間がありますよね。その瞬間にどう⾏動するかを問いかけるドラマなので、いろいろな映画を観て研究しました。例えば、未来は変わらないという視点で考える場合は、「ターミネーター」の時間と空間ですよね。いくら変えようとしても起きることは起きる。逆に、運命は変えられるという展開になった時には、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です。選択によってはある⼈が存在しなくなるかもしれない。そういう時間の概念について学べる映画を観ました。選択について考える場合は「メッセージ」(2016年公開・アメリカ)という映画を観ました。主⼈公は未来を知りながらも、今現在をどう⽣きてどう⾏動するかを選択するという内容の映画です。いろいろな映画を観て参考にしました。テピョンは最初、未来を恐れていますが、⾃分⾃⾝を少しずつ変えていきます。そして、たとえ未来は変わらなくても、今をどう⽣きるかが大事だということに気づくんです。

イ・ヨニ : 今までのドラマでは、強⼒班の刑事というと⼒強い……そんなイメージがあり不安でした。私が⼒強い刑事を演じて視聴者が違和感を覚えないかと。でも脚本家が描いたジュニョンはとても繊細な⼈物でした。被害者を慰めたり、犯⼈が犯⾏に及んだ理由など⼼理的な部分に注目しながら捜査を進められる刑事です。⼈の気持ちを考えられる繊細な部分や、物事を考えて苦悩する姿を表現しようと努⼒しました。もちろんそれ以外に、体⼒をつけたりという基本的なこともしました。⾛るシーンも多いです。ジュニョンは繊細でありながら、諦めずに犯⼈を追う粘り強い刑事です。実際に警察に⾏って、凶悪事件を担当する強⼒班の刑事さんたちの話を聞き、犯⼈逮捕までの苦労も知ることができました。刑事さんたちの気持ちを理解しようと努⼒しました。

●(イム・ジュファンへ)ドギョンを演じる上で悩んだことは︖
イム・ジュファン: ドギョンがやろうとしていることを僕がうまく表現できるか一番悩みました。脚本家が創作した⼈物に、監督と俳優が息を吹き込みます。その役に合った表現をキャッチして演じられるか⼼配していました。ドギョンの選択には無条件従うだけ。それが難しかったですね。一般的な表現や⾏動、思考とは違いますから。

●(イム・ジュファンへ)ク・ドギョンの魅⼒とは︖
イム・ジュファン: カッコよくはありません。知的な雰囲気を漂わせるわけでもないし、ステキなセリフを⾔う場面が登場するわけでもない。ク・ドギョンを⾒ていると考えさせられます。「彼はどんな気持ちだろう」「⾃分ならあんな選択をするだろうか︖」そう問いかけたくなる魅⼒のある役柄です。

●(テギョンへ)目の演技をする上で、気をつけたことは︖
テギョン : 目の表現シーンが多いということは、目のクローズアップが多いということです。ちょっとした目の表情も映像に出るのでかなり気を使いました。死の光景を⾒ている時は目がアップになります。焦点を外してみたりいろいろと試してみました。目に演出が集中するのは初めての体験だったので新鮮でした。⾃分でいろいろやってみて、監督も僕の意⾒を取り⼊れてくれました。

(3ページに続く)

2021.02.24