韓国で今月はじめに放送を終了したtvNドラマ「女神降臨」で、チャ・ウヌ(ASTRO)は主人公のイ・スホ役で熱演を見せた。
10代の少年・少女の成長とかわいらしいロマンスを描いた本作でイ・スホは、ジュギョン(女優ムン・ガヨン扮)に出会い、互いの痛みを癒し、さらに成長していく人物だ。
スホの成長と共に、俳優チャ・ウヌの成長も見られるドラマだった。原作のウェブトゥーンで完ぺきな男イ・スホを高いシンクロ率で表現したビジュアルに、スホの振れ幅の大きな成長を繊細に描いて視聴者を魅了した。
チャ・ウヌは、ボーイズグループ「ASTRO」でデビューし、「私のIDはカンナム美人」、「新米史官ク・ヘリョン」に続いて「女神降臨」まで、短期間で一段階ずつ俳優として成長しながら一気に注目される俳優となった。特に今回の「女神降臨」では、魅力、演技力はもちろん、高い人気で国内外のファン層を厚くした。
美しい外見で“顔の天才”、“美男の代名詞”と呼ばれる。さらに「チェエ(=最愛)はチェエ、チャ・ウヌはチャ・ウヌ」を意味する“チェチェチャチャ”という新造語が生まれるほど、大衆的にも認知度と好感度をより高めている。そんなチャ・ウヌが、大衆からの視線や期待の中でどんな考えを持っているのか、語ってくれた。
終わってから2週間ほどになるんですが、まだ実感が湧きません。今も撮影現場に行かなきゃいけないような感じです。すっきりする一方で、名残惜しさもあります。6か月以上の長い時間、監督や脚本家の先生、そしてみんな苦労しました。
Q.「女神降臨」の人気の秘訣は何だと?
よく見てくださって、本当に感謝しています。現場で意気投合して、本当に楽しく撮ったことも一つの役割を果たしていた気がします。学園ものですが、その中にいろんなジャンルがありました。コメディ、アクション、ホラーもあって、それが混ざって出てくる面白さやメッセージをよく見てくださったんだと思います。
Q.ムン・ガヨンは大学の先輩、パク・ユナは高校の同級生だそうだが…
ガヨン姉さんは先輩で、ユナは同級生でもあり、「カンナム美人」でも一緒でした。だから今回会えたのを不思議に思いながら、気楽でもありましたね。初めて会った人だとぎこちないこともあるし、息を合わせなきゃいけない時間が必要でしたが、前から知っているので大丈夫でした。みんな非常に忙しいので、たくさん会ったりはできておらず、台本リーディングの時に久しぶりに会いました。
Q.一番記憶に残るシーンは?
いろんなシーンがあるんですが、修学旅行の時に岩の下でジュギョンに自分の気持ちを直接的に表現するシーンが記憶に残っています。すごく緊張したシーンで、スホの気持ちをどうやって伝えられるか、ずいぶん悩んだんです。また病院で父親からこれまで抑えて辛かったことを全て吐き出す演技もそうです。それが放送された時に、どうやって受け入れてくださるか心配して緊張もしましたね。
Q.「女神降臨」のイ・スホを演じながら一番多く感じたことは?
スホになって演じたものをモニターで見て、いろんな反応も聞きました。作品が終わって振り返ってみると、スホに入り込めたとすごく感じました。チャ・ウヌではなく、配役になりきったという感じですかね。今回の作品をしながら、スホにすごく集中したからか、スホがこんな考えだったんだとか、こんな深いところまで感じただろうなと入り込んでいたら、何か違うように感じた時がありました。楽しくもあり、学んだなと感じました。
Q.記憶に残る反応は?
いろいろありがたい反応が多かったんですが、一番記憶に残るのは「チャ・ウヌではないイ・スホは考えられない」という言葉が一番うれしかったです。非常にうれしい褒め言葉でしたね。書き込みを見て、本当にうれしかったです。恥ずかしいけど感謝しています。いろんな姿をお見せできるように頑張ります。
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