「PRODUCE」シリーズ投票操作事件、最高裁へ=検察・制作陣共に上告


ガールズグループ「I.O.I」や「Wanna One」、「IZ*ONE」、「X1」などが誕生したMnetアイドル選抜オーディション番組「PRODUCE」シリーズの投票操作事件が最高裁判所に持ち込まれる。

26日、ソウル高裁によると検察は去る25日、アン某PDとキム某CPにそれぞれ懲役2年、懲役1年8か月を言い渡した二審判決を不服として、上告状を提出した。アンPDとキムCPらの弁護人、一緒に起訴された芸能事務所の役職員2人の弁護人も同日、上告状を提出した。

去る18日、ソウル高裁は「PRODUCE」シリーズの得票数を操作した容疑で裁判所にかけられたアンPDとキムCPの二審判決を言い渡し、アンPDとキムCPにそれぞれ一審同様の懲役2年と懲役1年8か月の実刑を言い渡した。

先立って昨年7月19日に放送終了した「PRODUCE X 101」は視聴者投票(オンラインおよび生放送のリアルタイム有料メール投票)の結果を発表する放送中に、各順位の得票数が特定数の倍数であることがわかり、操作疑惑が浮上した。

ソウル中央地検は昨年12月、Mnet所属のアンPDとキムCPを業務妨害及び詐欺容疑などで拘束状態で起訴しており、ソウル中央地裁は昨年12月と今年1月、2回の公判準備期日を経て、今年2月から数回にわたる公判をそれぞれ行った。制作陣はシーズン1~4デビュー組の選定を操作した疑いがもたれている。しかし、これまで公判で被告人らは接待があったのは事実だが、不正な請託はなかったと主張してきた。

ことし5月29日に行われた一審判決で裁判所はキムCPに懲役1年8か月、アンPDに懲役2年の実刑を言い渡した。芸能事務所の関係者らには罰金刑が言い渡された。

その後、アンPDと検察がそれぞれ控訴したため、控訴審が進められてきた。その後二審判決でアンPDとキムCPについては一審判決が維持された。またイ某補助PDは1000万ウォン(約94万円)の罰金刑を、芸能事務所の役職員5人は一審の罰金刑より重い懲役8か月に執行猶予2年をそれぞれ言い渡された。

WOW!Korea提供

 

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  • 2020.11.26