【韓国映画特集】今年12月公開の映画『徐福』のイ・ヨンジュ監督とは?

パク・ボゴムとコン・ユが主演する映画『徐福』は、2020年12月に韓国で公開されることになった。演出を担当するのはイ・ヨンジュ監督である。果たして、どんな監督なのだろうか。

緻密な構成

韓国において、恋愛映画で初めて観客400万人を突破して初恋ブームの社会現象を巻き起こしたのが映画『建築学概論』だった。この『建築学概論』の脚本と演出を担当したのがイ・ヨンジュ監督だった。
イ・ヨンジュ監督は、延世(ヨンセ)大学の建築学科で学び、建築士として10年間勤めた後に映画の世界に入った。
優秀な監督の作品を手伝いながら映画を学び、時間をかけて『建築学概論』の脚本を書き上げた。
その後、商業映画で監督デビューをはたし、2012年に『建築学概論』を演出して大ヒットを飛ばした。
理科系出身の演出家らしく緻密な構成で物語を作っていくイ・ヨンジュ監督。2人の人気俳優をダブル主演にしてイ・ヨンジュ監督は映画『徐福』をどう制作したのか。その手腕に大いに期待したい。

なお、映画『徐福』は遺伝子の組み換えによって人造的に作られた複製人間が主役になっていて、パク・ボゴムが演じている。
その特異な存在を取り込もうとする国家機関のエージェントをコン・ユが演じる。
そして、クローン人間をめぐって様々な人間たちが欲望をむきだしにしていくストーリーが展開されていく。

構成=「韓流テスギ」編集部

提供:韓流テスギ

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2020.10.24