何もしていなかったわけではないけど、これといったアピールが出来ない。競争率が激しい大手会社に生き残るためにはそれなりのアピールポイントが必要であり、“就職する”ということがいかに難しいかを感じさせられる。
屋上で上司のキム代理とチャン・グレが初めて話すシーンだが、最後まで全て見た後でこのシーンを再び見ると心にジンとこみ上げるものがある。これは名セリフというより名シーンだ。
「ビビらず、堂々として。強くなれ。その方が君らしい。」(ハン・ソンニュル)
男ばかりの部署で、何かと女であるという理由で侮辱され、いじめを受けていたアン・ヨンイ(カン・ソラ扮)に、ハン・ソンニュル(ビョン・ヨハン扮)が言ったセリフ。
「男ってセコイよな。できる女の前ではもっとセコくなる。君は間違ってないから堂々としていろ。インターンの時、君がどれだけ戦士みたいだったか伝説だっただろ。あの時のアン・ヨンイに戻れ。」
「堂々としていろ」という言葉は、それまでの自分を肯定してくれて自信をつけてくれる、どんな励ましの言葉よりも自分を強くしてくれるエールの言葉だ。
普段おちゃらけているソンニュルが真剣な眼差しでヨンイを励ますシーン。ソンニュルらしい優しさが詰まっている名セリフだ。
「俺たちは成功とか失敗ではなく、死ぬまで扉を開け続けていくんだと思う」(キム・ドンシク代理)
「チャン・グレのことがもっと知れたらいい」と言うキム代理を自身の家に連れていき、過去のことを打ち明けるグレ。その帰り道にキム代理が言った、チャン・グレへの励ましの思いがこもったセリフ。「成功とはどんな意味付けをするかで違うと思う。契約に至らなくても満足できる時がある。失敗ではないだろ? 」
この2人は上司と部下であるが、過去を打ち明けたり相談ができる仲。2人のお互いを信頼し合っている関係性がとても良く、キム代理の思いやりあふれる人柄の良さがより一層感じられる心温まるシーンだ。こんな素敵な上司だったら幸せだろう。
今回はここまで。「ミセン」には他にももっと多くの名セリフ・名シーンが存在するので、引き続き紹介していく。
WOW!Korea提供
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