また、同期間に放送中の「秘密の森2」のチョ・スンウと「アリス」のチュウォンも感情のない男を演じたことについてイ・ジュンギは、「ド・ヒョンスという人物が、その他の感情が欠如したキャラクターと違う点は、ジウォンとウナの存在だった。無味乾燥な人生を生きたが、ジウォンという人物に会って無限の愛を受け、ウナが生まれたことで、自分も知らないうちに新しい感情を学習していっただろうと思って方向を決めた。ヒョンスの脳は、すでにそれを感じることができる構造に変化していったが、決定的には大切な存在を失うという強烈な刺激を通じて自らも変化を認知するようになる。そんな立体的な姿がヒョンスだけが持っている点だ。だから感情を感じるタイミングや状況的なディテールを細かく計算して演技した。そんなものが集まって、ヒョンスをより立体的な人物に見えるようにしてくれた」とキャラクターに対する深い理解を示した。
今後の活動について彼は、「新型コロナにより多くの方々が苦しんでいる時だからこそ、微弱だが楽しさと喜び、希望を与えることができるなら何でもしたい。特に私の仕事が俳優なので、良い作品で楽しみを差し上げることができるならそれ以上嬉しいことはないだろう。誠実に体と心をしっかり整えて、できるだけ早く次の作品を迎えることができるようにする」と決意を伝えた。
・イ・ジュンギ、“楽しくて愉快な話より、悲しみと痛み、孤独などの感情がにじみ出る作品が好き”
・「インタビュー」俳優イ・ジュンギ、最新ドラマ「悪の花」や共演のムン・チェウォン、キム・ジフンについて語る
・【時代劇が面白い】『麗<レイ>』の最大の見どころはイ・ジュンギとカン・ハヌルの競演?
・俳優イ・ジュンギ、顔ぐらい心もSweet“食事を欠かさないでください”