米国バイアコムCBS社傘下のバイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社が運営する世界最大級のユース向け音楽&エンターテインメント・チャンネル「MTV」は、日本時間8月31日(月)にニューヨーク市内外の各地にて「2020 MTV Video Music Awards」を開催いたしました。
「MTV Video Music Awards(以下、VMA)」は年間の最も優れたミュージックビデオやアーティストを決定する全米最大級の音楽授賞式です。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止を鑑み、ニューヨーク市内外の特設ステージから各アーティストがリモートで出演・パフォーマンスを披露したほか、最も投票を集めた作品に贈られる「最優秀ビデオ賞」が発表されました。
例年とは異なるバーチャルとリアルを組み合わせた形式での実施となりましたが、37回目を迎えた今年も音楽史に残る、MTVらしい印象的な瞬間が多く生まれました。
今年、最多9部門にノミネートされ「最優秀アーティスト賞」や「最優秀楽曲賞」などに選ばれたレディー・ガガは、最多5冠を達成。さらに、7年ぶりのVMAステージとなったガガは、アリアナ・グランデとのコラボ曲“Rain On Me”を世界初披露。衣装の一部としてマスクを着用するなど、今の世相を意識した演出の中、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
レディー・ガガに次ぐ4冠を達成したのは、「最優秀ポップ・ビデオ賞」や「最優秀グループ賞」などに選ばれた「BTS」です。2020年2月にリリースした“ON”などが4部門にノミネートされ、その全部門で受賞するなど圧倒的な人気を見せた彼らは、ニューヨークの夜景を背景に新曲“Dynamite”をテレビ初パフォーマンスし、世界中のファンを熱狂させました。
今年「最優秀ビデオ賞」と「最優秀R&B・ビデオ賞」に輝いたのはザ・ウィークエンドです。イベントのトップバッターとしてニューヨークの摩天楼を一望できるタワービルの屋上から、大ヒットシングル“Blinding Lights”のパフォーマンスを披露し、トップアーティストとしての実力と存在感を存分に見せつけました。
また、「最優秀アートディレクション賞」などを受賞し、新シングル”Midnight Sky“をステージ初披露したマイリー・サイラスやブラック・アイド・ピーズ、CNCO、ダベイビー、ドージャ・キャット、マルマらトップアーティストが続々パフォーマンスを披露しました。
イベント最後のスピーチではレディー・ガガが、「これは私にとって大きな意味があります。それはあなたがおそらく思うよりも私にとってすごく大きいです。小さい頃から音楽を作り続けて、それはそれは大きな夢を描いてきましたが、まさか自分がこのような賞を受賞し、こういったかたちで自分が情熱を注いでいるものを評価してもらえる日が来るなんて、思ってもみませんでした。」とコメントし、新型コロナウイルスにより開催も危ぶまれた37回目のVMAは無事終了いたしました。
MTVでは、このイベントの模様を9月5日(土)20時より放送いたします。(再放送あり)
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