そして、残りのイスはグローバル視聴者投票で上位の6人。栄えある1位通過は、ビジュアル担当として、初回から注目されていたキム・ソヌ(2,648,265票)だった。そして、2位のダニエル(2,532,915票)は泣いて喜び、3位のニキ(2,090,201票)は飛び上がって喜んだ。4位はイ・ゴヌ(1,916,736票)、5位はタキ(1,703,579票)、6位は一度もI-LANDERになったことがないハンビン(1,094,601票)という結果だった。
ハンビン以外の5人は番組スタート時より出演シーンが多く、目立っていた練習生たちだったので、想定内といったところか。そのため、わりとフィーチャーされていたビョン・ウィジュが脱落してしまったのが意外だった。
こうして12人がデビューをかけた本格バトルへ。今後4回のテストが行われ、テスト1と3はプロデューサーの評価で、テスト2と4はグローバル視聴者投票によって、順位が決定する。そこで、現在のグローバル投票による12人の順位が発表された。1位キム・ソヌ、2位ダニエル、3位イ・ヒスン、4位パク・ソンフン、5位ケイ、6位ジェイ、7位ヤン・ジョンウォン、8位ジェイク、9位ニキ、10位タキ、11位イ・ゴヌ、12位ハンビンの順だ。
やはり注目はGROUNDにいたキム・ソヌとダニエルの人気のすごさだ。2人は「I-LAND vs GROUND」のテストで、GROUNDのボーカル代表として活躍したコンビだが、絶対的エースのイ・ヒスンを上回る投票数の多さに、I-LANDERたちは驚きを隠せない様子だった。これで人気の輪郭が見えてきたので、グローバルファンは自分の“推しメン”がどのぐらいに位置しているのかを把握し、さらにグローバル投票は熾烈になっていくだろう。なんといっても、デビューメンバーを決める最後のテストはグローバル投票なのだから。
Part.2の最初のテストは、プロデューサーの評価で脱落者1人が発生する「BTSテスト」。課題曲は「I NEED YOU」、「DNA」、「FAKE LOVE」だ。12人が3つのユニットに分かれ、ステージを披露。1位のユニットには脱落が免除されるベネフィットが与えられる。
気になるユニット決めは、フリースタイルのダンスバトルで、上位3位が各グループのリーダーとなり、メンバーを指名していくというもの。ここでなんと、「PRODUCE」シリーズのダンストレーナーでお馴染み、怖いけれど愛にあふれたペ・ユンジョンが、ダンスバトルのMC兼審査員として登場した。結果、1位はI-LANDERのリアクションが一番良かったタキ、2位はケイ、3位はヤン・ジョンウォンに。タキはユニットメンバーにイ・ヒスン、パク・ソンフン、キム・ソヌを指名し、「FAKE LOVE」を選曲。タキが3曲の中で、一番難しいとされる曲を選んだことで、ユニットメンバーたちが練習をしながら苦戦する姿が描かれ、番組は終了となった。
次回が気になるところだが、番組放送後、「I-LAND」のスタジオで、環境美化業務を担当した外注業者のスタッフが、新型コロナウイルスに感染したことが判明。16日、Mnetは「15日に予定されていた収録を中止し、セットを閉鎖した後、防疫作業を終えた」とし、その感染したスタッフと制作陣、練習生たちの直接的な接触はなかったが、念のため練習生たちは隔離中だとか。今後の放送予定については「Part.2第2話の収録分は一部あるが、編成については内部で議論中」と伝えている。
なお、この日の放送は「BTS」効果か、視聴率は微増に転じた。「BTSテスト」にあたり、3曲のパフォーマンスのポイントをI-LANDERに伝授したほか、お悩み相談やプレゼントで、I-LANDER にエールを送り、活力を吹き込んだ「BTS」の魅力やセンスのある言葉の数々は次回のコラムで紹介する。