そして、本作の見どころの一つでもあるアクションシーンでは、グィスへの復讐に執着するウェトリ役ウ・ドファンが「子供の頃、サンウさんの作品を見ていた。アクションへの情熱がすごい」と絶賛し、現場でそのアクションをモニタリングして思わず感嘆の声をあげるほど。
一方「3カ月ほど体重を管理し、まるでグィスのように修練しました」というクォン・サンウは、アクション監督が「碁のように一寸先もわからないアクション」と表現した数々のアクションシーンの複雑な段取りを、さすがの身のこなしで進めていく。撮影の合間に意見を交わすサンウの真剣な眼差しにも注目だ。
また、本作で長編デビューを飾ったリ・ゴン監督を「監督が参考映像を見せて方向性を示してくれた。準備の段階で敬意を感じました」(クォン・サンウ)、「とても大胆で決断力もある」(キム・ヒウォン)と語るなど、キャストインタビューからは現場のチームワークの良さも感じられる。
さらに、あわせて解禁となったメイキングスチールでは、闘いの舞台となる線路上や工場の高所など奇抜なロケーションでの様子や、モニターをみつめるクォン・サンウらキャストの表情など、撮影裏でのリラックスした笑顔も垣間見られる。
(3ページに続く)