これまでの作品を見ると、初演あるいは創作ミュージカルが多い。 特別な理由があるのだろうか。
ありがたいことに創作や初演作品のお話がたくさん来た。多くの点を考慮して作品を選らんできたが、それが全て初演のミュージカルだった。初演の長所は僕の考えをキャラクターにどの程度反映できるということだが、多くの作品をしながら自らたくさん発展したと感じた。そういう機会は簡単に与えられることではないから、与えられたことに感謝する。創作ミュージカルもたくさんした。ある人たちは「うまくいくものをすればいいのに、どうして創作をするのか」という。僕が10年前に「モーツアルト!」を通じて、再び立つことができないと思っていた舞台も分からず賞ももらい、“大韓民国のミュージカル界にどのくらいか分からないが貢献できる部分があればしなければならない”と誓った。創作ミュージカルは興行にならないと、すごく多くの損害が発生するから製作者たちが容易に作ることができないと聞いた。だが韓国ミュージカル市場がよくなるには、創作ミュージカルがうまくいき、輸出をしてこそ市場規模を大きくできるという話を聞いて、その時僕はチケットパワーあったから(笑)そういう部分が少しでも役にたってほしいという気持ちで創作ミュージカルをするようになった。それで1~2年に一度は創作ミュージカルをしようしている。兵役時代を除けば、きちんと守っている。これからも機会があれば拒まずに挑戦したい。
ミュージカル俳優をしていれば、製作や演出に関心持つ人こともあるが、どうか。
「恐れ多くて僕にできるのだろうか」と思うが、いつかは製作あるいは演出をしてみたいという思いがある。 練習しながらも僕の考えを投影するがメインと個人の深さは違う。歳を重ね経験を積めばやってみたいという考えはある。
ミュージカル俳優でなく歌手キム・ジュンスを待つ人もいるが、活動計画はあるか。
慎重ではあるが、今年中には新曲を出したいと話している状況だ。まだ具体的に決まったことはない。
キム・ジュンスにとってミュージカルとは。
「モーツアルト!」初公演のとき舞台に上がったが、コンサートで拍手を受けることとはまた違った刺激を感じた。すべての観客たちが立ち上がって拍手したその瞬間を忘れられない。様々な思いが交差した。あのとき、“ミュージカル”ということを逃したくないと思った。僕にとって「一筋の光」のようだ。 第2の人生を生きさせてくれた、夢を繰り広げるようにしてくれた大事な存在だ。