芸能人という職業に対する懐疑心を感じたと言ったが、生まれ変わってもこの職業を選択するのだろうか。
芸能人という職業をしながら多くの紆余曲折を経験したが、後悔はしていない。ここまで来ながら感謝することが多くて後悔は贅沢だと思う。だけど生まれ変わったら芸能人はしたくない。どんなことを経験するか知らなかったからここまで来たのだ。ただ一瞬も緊張していないことがなかった。もしこれから経験することが先に分かったとして成功が保障されていたとしてもできないと思う。
キム・ジュンスといえば「アイドル出身ミュージカル俳優」の代表的人物ではないか。序盤には困難もたくさん経験した。「アイドル出身ミュージカル俳優」の仲間に伝えたいことは。
今とは異なり、数年前までアイドル出身ミュージカル俳優に対する好意的ではない視線があった。一応キャスティングされたら悪く言われても始めた。それでも理解した。 そうするしかない状況だった。当時、ミュージカル市場は今の1/10ほどだが、アイドルだからといって、ある日突然主人公に抜擢されるので、好意的でない視線も当然だった。ただ、ミュージカルの魅力に魅了され頑張る姿をお見せすれば評価が変わるんじゃないかと思った。今は「ミュージカルドル(ミュージカル+アイドル)」という言葉がぎこちなくないし、アイドルの仲間も努力して、ミュージカル界でも非難されない雰囲気であるようだ。胸がいっぱいだし、みんなを応援する。
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