特に、テヒョンが心を整理するために訪ねた浜辺のシーンでチ・チャンウクの完ぺきな演技力がさらに光を放った。セッピョルをヨンジュと勘違いしたテヒョンは努めて明るく笑い、コンビニで働くときも家族の前でも表現できない思いを告白した。
テヒョンは、「僕は、全部捨てに来た。そんな理由で別れるより、そんな方法で別れるというのが胸がとても痛い。僕がやられるのはいいが、うちの家族に...」と子供のように涙をぽろぽろと流した。チ・チャンウクの抑えてきた悲しみが込められた本心からの涙が視聴者の共感を引き出した。

またチ・チャンウクは、セッピョルとあれこれと言い合う愛らしい酒癖でくすぐったいようなときめきを見せて視聴者を微笑ませた。自身の長い片思いを告白するセッピョルの手を握る胸キュンのエンディングでチ・チャンウクの「信じ見るロマンス」を期待させた。

こうしてチ・チャンウクは、明るくて愉快な演技で劇に楽しさを加えると共に、状況に応じて違った涙や表現を盛り込んだ繊細で柔軟な感情の変化を見せている。幅広い感情を演じるしっかりとした演技力で劇とキャラクターの完成度を高めているチ・チャンウクの熱演が評価され、今後の展開に関心が集められている。
チ・チャンウクの好演で視聴者を泣かせたり笑わせているドラマ「コンビニのセッピョル」は、毎週金曜日と土曜日の夜10時からSBSで放送されている。

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