最初は、練習生たちから一目置かれるイ・ヒスンが、本人は「センターをやりたくない」と言ったのに、皆からの強い推薦によりセンターに。当然、イ・ヒスンが自分のやり方で練習をぐいぐい進め、他の練習生たちの出来具合を1人ずつチェックし、評価。
いつしか、そんなやり方に疑問を感じる練習生や、その圧迫感に耐えられず、涙を見せる練習生も現れ、結局、全員でもう一度、センターパートを話し合った結果、ケイの後押しもあり、10分で振付を覚えられるという、ダンスに絶対的自信を持つニキが新センターに決まった。
それもつかの間、今度は「シグナルソング」テストを担当するプロデューサー、Rain(ピ)が進捗状況を点検しに来た際、ニキが歌の音程の不安定さを指摘され、またもセンターをめぐり、話し合いに。
二転三転しながら、本番を迎えた12人。結局、どんな結論を出したのか期待が高まる中、最初の「シグナルソング」テストで、センターに立ったのはニキだった。
彼らのステージを見守るRainは、シビアに評価すると言っていたが、他のプロデューサー、ディレクターたちも同じで、表情の見せ方や余裕のなさを指摘されたニキをはじめ、他の練習生たちへの厳しい意見が続いた。結果、曲のポイントをよく理解していると高評価されたヤン・ジョンウォンなどもいたが、12人の平均点数は59点で、6人の放出が決定した。
「正直、僕が問題だったと思った。申し訳ない」と肩を落とすニキだったが、「PRODUCE」シリーズでは、「シグナルソング」の初代センターを務めた練習生は、必ずデビューメンバーに選ばれるというジンクスがある。番組は違えど、同じMnetのサバイバルオーディション。その法則にのっとれば、ニキもデビューメンバーに一歩近づいたかもしれない⁉