彼はまた、「良くない知らせを伝えることになって申し訳ない」とし、5月末「I-LAND」撮影現場で発生した落下事故について述べた。チョン常務は「事故発生直後、撮影現場点検と安全施設の補完、製作人員の補充など、より安全な良い環境で撮影できるように措置した」とし「負傷者は、当社が治療と回復をサポートしており、所属事務所と協議して支援策を議論している。予期しない事故が再び発生しないように最善を尽くしたい」と約束した。
特別製作したスタジオについては「『I-LAND』の世界観を具現するために空間的な装置が必要だった」とし「志願者たちのストーリーを完全に見せるためにひとつの空間に集大成させようという目標を持って完成させた建物」と述べた。また、「1階にトレーニングルームや生活空間、舞台までひとつの空間にある」とし「最適な環境で最高のコンディションで臨むことができる候補者たちの姿に期待してほしい。加えて、具体的な部分は、後日公開される予定だ」とした。
投票操作問題についても立場を明らかにした。チョン常務は投票の信頼性を保証できるのかという質問に、「今回もグローバル視聴者投票が行われる予定」とし「ただ評価は投票だけでなく、複合的に行われるだろう」と答えた。それとともに「評価の手順をこの場で申し上げるのは適切ではないが、公平さと信頼性を保証するために努力している」と付け加えた。
彼はまた、「投票自体を外部のプラットフォームを通して進行する予定」とし「外部のオブザーバー制度で運営して投票の集計現場を直接点検し、結果導出過程を検収することができるようしている。視聴者の信頼を得るために努力を続けていく予定」と強調した。
23人の出演者を選抜した基準を問うとチョン常務は「プロジェクトを企画し、CJ ENMとBigHitエンターメントの合弁会社「ビリープレプ」を設立し、キャスティングオーディションを継続的に進めてきた」とし「23人の参加者は、その過程で選抜されたメンバー」と説明した。続いて「デビューのチームはビリープレプ所属で活動することになる。デビューチームの人員や選抜過程は、放送を通じて確認してほしい」と話した。
「I-LAND」総括プロデューサーのパン・シヒョクプロデューサーは、「プロデュースして20年が過ぎたが、このような形態のプログラムは初めて」とし「参加者が自ら選択して成長していけるように手助けする」と語った。
自分の役割については、「横にいるRain、ZICOの能力が優れているため、ディテールなガイドを一任した。私はプロデュースの方向性を設計したり、提案する役割を担った。参加者が競うことが先になり決められたミッションを実行する受動的な姿ではなく、自ら成長していくように手伝いたい」と述べた。
ミッション曲も直接プロデュースしたパン・シヒョクは「放送に出る時は、他の製作陣と専門家の助けを受けるが、全体的な雰囲気は私が設計して魅力と能力がうまく表現されるようにしている」とし「参加者たちの潜在力と可能性を中心に見るつもり」とした。
彼はまた、「自分の魅力をアピールするのも重要だが、チームへの貢献、自分で開拓していくことができる能力、将来の可能性を一緒に見ていただきたいと思う」と付け加えた。
「偉大な誕生」以降、10年ぶりにオーディション番組に出演するパン・シヒョクは、直接出演することになった心境について明らかにした。彼は「これまで大衆が望むアーティストの姿が変わり、レベルも上昇し平準化される中で期待値も高まった」「私も大衆の期待を満足させることができるアーティストに会えるという考えにときめく心で参加した」と打ち明けた。
パン・シヒョクはまた、アーティストの資質について、「時代の変化に関係なく、音楽と舞台を愛する心が最も重要である」とし「大衆はダンスと舞台での能力、個人の魅力もあわせて多くのことを要求するが、これを達成するには舞台を愛さなければならない。情熱の根幹となりうる心がなければならない」と強調した。続いてパン・シヒョクは、練習生のシステムがともすると技術習得の敗因となりうるため、自発性を強調した。
デビューグループのプロデュースも務めたパン・シヒョクは「まだデビューするチームについて申し上げるには早すぎ、23人の参加者全員に関心を持ってほしい」とし「彼らが私たちと会ってどのように発展していくのかに焦点を合わせる。その中でインスピレーションを得て、最もかっこよく舞台に立つための方向性を定めることができるだろう」とした。
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