ドラマは現実を反映している
この「ランチタイムお見合い」は、業者が斡旋する場合もあれば、知人や友人に相手を紹介してもらい、双方で相談して決める場合もあります。1時間ほどのお昼休みでは、相手のことはよくわからなさそうですが、「好き嫌いは第一印象で決まる」と考える人が多いようです。
もちろん、ランチだけなら食事代がそれほどかからないのも人気の理由です。そして相手を気に入ると、その日の夕方か週末にデートをするそうです。
ちなみに両親が勧めることの多い韓国のお見合いですが、会うのは本人同士の場合がほとんど。相手の家柄や経済状況などについては、双方の親が事前に調べています。
ごく稀に母親同士が出席することがありますが、あいさつだけ交わすと退席してしまいます。両親が面と向かって顔を合わすのは、二人の結婚が了承された後です。
以上が韓国のお見合い事情ですが、現実的にお見合いから結婚に発展するカップルが多いので、その世相を反映して韓国ドラマにもお見合いの場面がたくさん出てくるのです。
文=「ヨブル」編集部
前半が面白くても後半に失速する韓国ドラマが多いのはなぜなのか