10年間成長してきたジュンスとモーツァルトの出会い。 10年の間、様々な作品を通じて着実に成長してきたジュンスは、さらに磨きがかかった音楽面とさらに深くなった内面と熟練された演技力で、より完璧なモーツァルトとして戻ってきた。爆発的な歌唱力は勿論のこと、作品とキャラクターに対する理解に基づき、より深くなった声と演技でモーツァルトに生命力を加えた。
特にモーツァルトの内面に存在する天才性を象徴する「アマデ」との関係を明確に描き出し、モーツァルトの葛藤と感情の変化に説得力を加えた。
演出家のエイドリアン・オズモンド氏は「ジュンスは本当に素晴らしくとても情熱に溢れ、また寛容な姿まで胸打たれる演技を見せてくれた。これまで演技者としてのジュンスという俳優について多くのことを耳にしたが、今夜、彼はそのすべてをステージ上で見せてくれた」と賞賛を惜しまなかった。また、10年前モーツァルトで共にした芸術監督のユ・ヒソン氏も「全身で演じるジュンスの熱演で舞台が新たに誕生した。改めて感動した」と絶賛した。
初めての公演を終えたジュンスは、「10年前、まさにこの舞台で赤いジャケットボックスを持って『プレストヴィヴァーチェ』を叫んだ瞬間をまだ鮮明に覚えているが、10年が過ぎその舞台に再び立った。現在のキム・ジュンスを可能にしてくれた特別な作品『モーツァルト!』で、再び同じ位置に立つことができ幸せだ。観客の皆さんの応援のおかげで、今日の公演まで無事たどり着くことができた。いつも感謝し、最後まで感動的な公演お見せできるように最善を尽くしたい。モーツァルトの感動を常に歌いたい」と所感を伝えた。
ジュンスは、16日の初公演を皮切りに、8月9日までセジョン(世宗)文化会館でミュージカル「モーツァルト!」で観客に会う予定だ。
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