万波息笛が一つになる時だけ時間移動が可能であることを理解したイ・ゴンは2020年まで26年が経過するまで次元の扉の中で約4か月を留まらなければいけないことを悟った。
イ・ゴンは過去で時間を過ごしながら逆賊が起こしたイ・ジフン殺人事件を防ごうと公衆電話で大韓民国の警察に通報した。しかし、すでに事件が発生した後だった。
2020年のチョン・テウルは過去のイ・ジフン殺人事件を1994年に公衆電話で通報したイ・ゴンの声の録音を聴き、イ・ゴンが過去の世界で時間旅行者になったことを知った。
チョン・テウルにはイ・ゴンに出会った5歳の時の記憶が生じた。彼女は「どこまで来たんだ?私はどこで待てばよいの?」と涙を流した。
過去を生きるイ・ゴンは、2016年4月の選挙の日にも、当時のチョン・テウルに会いに行った。チョン・テウルは5歳の時と同じ服装と同じ顔をしているイ・ゴンの記憶を持つことになった。
イ・ゴンは「覚悟はしていたが、あなたが私を知らない瞬間は悲しい。私たちは、今、違う時間を生きている。だから、私が到着するまで、是非、疲れないようにお願いする」と、いつかグァンファムン(光化門)広場で再会する時、もう少し時間を出して欲しい述べた。
次元の扉の前にある公衆電話を訪ねたチョン・テウルには、2016年の記憶も追加された。その瞬間、公衆電話の中には「2016年4月13日、もう少し待ってくれ。ほとんど着いた」というメモが生じ始め、チョン・テウルはまたも涙を流した。
チョン・テウルは自分になりすまして周りに滞在しているルナの後をついて行った。チョン・テウルの尾行を感じたルナは「警告したはずなのに。私たちが会ったらあなたは死ぬ」と「まあ、失ってみるのが初めてか。ならばこれから適応してみろ。私は生きていきながら毎日何かを失ってきた」と話ながらチョン・テウルをナイフで刺した。
血を流して倒れたチョン・テウルにはグァンファムン(光化門)でイ・ゴンに会った記憶が変化して浮かぶ。チョン・テウルは5歳の時と2016年の選挙の日にイ・ゴンに出会った新しい記憶のお陰でイ・ゴンの正体を分かっていた。しかし、イ・ゴンは「不思議だ。あなたは私を知っているような目をしている」と慌てた。
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