映画「観相師-かんそうし-」の「俺は王になる相か?」(イ・ジョンジェ)、映画「親切なクムジャさん」の「余計なお世話よ」(イ・ヨンエ)、映画「悪いやつら」の「署長は南泉洞に住んでいるだろう」(チェ・ミンシク)、映画「猟奇的な彼女」の「キョヌ、ごめんね。私も普通の女のコみたい」(チョン・ジヒョン)、映画「ひまわり」の「そこまで全部持って行って気が晴れたか」(キム・レウォン)、映画「私の頭の中の消しゴム」の「これ飲んだら、俺たち付き合うんだ」(チョン・ウソン)、ドラマ「天国の階段」の「愛は戻ってくるんだ」(クォン・サンウ)などなど。
メンバーたちは息ぴったりの絶妙なチームワークで次々と正解を導き、RAVIが見せた「キョヌ、ごめんね」では全員が一斉に正解を叫び、大興奮するなど、100秒で11問正解。ヨン・ジョンフンとキム・ソノは俳優だから演技力は言うまでもないが、ほかのメンバーたちも大活躍で、ほぼどれも秒殺正解。再現する人も見事だが、当てる方もすごかった。
唯一、キム・ジョンミンが出題した「秋の童話」の「いくらならいいんだ」(ウォンビン)だけが伝わらず、パスしたが、キム・ソノがゲーム中、「面白い! すごく面白い!」と大はしゃぎし、みんなノリノリで楽しむ姿が、見ていても痛快だった。
思わぬところで、得意なゲーム発見という収穫があり、「僕たちにも得意なものがあるんですって」というテロップまで出る中、メンバーたちは何か優勝でもしたかのように喜び合い、このときばかりはワンチームになっていた。
それにしても、なぜ韓国の芸能人たちはこんなに名ゼリフを知っているのか。作品をよく見ているということなのだろが、バラエティでこの手のパロディが出てくるたびに、不思議でならない。