韓国KBSが、女子トイレ内に隠しカメラが設置されていた事件と関連し、公式コメントを追加発表した。
3日、KBSは「建物内で違法撮影機器が発見されたことと関連し、これを重く受け止め、再発防止と被害予防のための対策を準備し、施行している」とし、「加えて、この事件の容疑者がKBS職員ではなかったにしろ、先ごろの報道で出演者のうち1人の名前が言及された状況についても大きな責任を感じている」と明かした。
また「このような事件は、犯人検挙および処罰と共に被害者に対する特別な保護が重要である事実を認識している。発見された際はすぐに警察に通報し、調査に積極的に協力するのはもちろん、職員らの不安を解消するための再発防止対策をつくり、2次被害を止めるための措置も施行している」と伝えた。
これを前に5月29日、ソウル永登浦警察署はソウル・ヨイド(汝矣島)KBS内に違法撮影カメラがあるとの通報を受け、捜査に着手した。カメラが見つかったのはバラエティ番組「ギャグコンサート」の練習室があるKBS研究棟のトイレで、最初に警察に通報した職員はここで携帯用補助バッテリーの形の機器を発見した。
通報を受けて出動した警察は、現場から違法撮影機器を回収後、犯人の行方を追った。その後、1日未明に性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の容疑をもたれていた容疑者が出頭した。
WOW!korea提供