パク・ソジュン、ヒョンビン、カン・ハヌル、ナムグン・ミン、チュ・ジフン、「百想」男子最優秀賞を競う

◆「イテゥオン(梨泰院)クラス」パク・ソジュン
パク・ソジュンは、主人公としての重荷を克服してJTBC「イテウォンクラス」を成功に導いた。最大の原動力はシンクロ率だった。同名のウェブ漫画から飛び出したようなビジュアルでパク・セロイとひとつになった。特に劇中パク・ソジュンが見せた「信念」にあふれた演技は視聴者を引き込んだ。信念を守るというパク・セロイの生き方に自分自身も刺激を受けたと明らかにしたパク・ソジュンは、目つきと行動からパク・セロイの信念を表現するためにディテールな部分まで逃さなかった。

◆「ハイエナ」チュ・ジフン
映画で見せた重々しさを忘れさせるほどのコミックとロマンスを行き来する演技を繰り広げた。エリート弁護士のセクシーさと愛の前には弱い未熟な少年の姿が共存する姿が目を引いた。かなりユニークな雰囲気のドラマだったSBS「ハイエナ」を安定的に完走させた。体当たりの熱演で愉快なエネルギーを発散し、視聴者の支持を得た。Netflix「キングダム2」でも高い評価を受けた。生死をかけて全身血まみれのままのアクションもものともしない頼もしいまなざしに彼の成長を確認させた。

◆「愛の不時着」ヒョンビン
「ヒョンビンシンドローム」に陥らせた。過去「私の名前はキム・サムスン」「シークレットガーデン」「アルハンブラ宮殿の思い出」で定評を得たヒョンビンのラブコメが、tvN「愛の不時着」に出会って再び鮮やかに花を咲かせた。劇中リ・ジョンヒョクは、無愛想な口調に徹底した軍人精神が宿っているが、ソン・イェジン(ユン・セリ役)に対しては心からの純愛で女心を刺激した。多少無理があるような設定を自然に作り上げたのが、まさにヒョンビンの存在感だった。愚直ながらも純粋で、少し陳腐な雰囲気を与えなければならないが、そんな部分を誰よりもうまく生かした。北朝鮮に関する内容を扱ったため、下手をすると戯画化したり賛美しているという指摘もあったが、全体的に劇の中心をしっかりつかんで安定させた。


「56回百想芸術大賞」は、5日午後4時50分からキョンギド(京畿道)イルサン(一山)キンテックス(KINTEX)7ホールで生放送で行われるが、新型コロナウィルス感染症の状況を考慮して観客なしで行われる。

 

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2020.06.02