BTS（防弾少年団）SUGAのミックステープの収録曲が問題となった中、所属事務所Big Hitエンターテインメントが立場を明らかにした。
Big Hitエンターテインメント（以下、Big Hit）は31日、「防弾少年団のメンバーSUGAのミックステープ『D-2』の収録曲「What do you think？」の導入部のスピーチボーカルサンプルは、曲のトラックを作業したプロデューサーが特別な意図なく、曲全体の雰囲気を考慮して選定した」と伝えた。

そしてBig Hitは「問題を確認した後、その部分をすぐに削除して再発売した。アーティスト本人も思いもよらない部分で問題が発生したことについて当惑し、深い責任感を感じている。今後、今回の事例を教訓に、すべての製作プロセスをさらに綿密に点検する」と付け加えた。

22日に発売されたSUGAのミックステープ「D-2」の収録曲「What do you think？」の導入部のサンプリング問題が浮上した。この曲のイントロは、1977年のジム・ジョーンズの演説が含まれた。「あなたは死んでも生きる。生きて信じる者は決して死なない」という内容だ。問題となった点は、ジム・ジョーンズが1950年代のアメリカのキリスト教系新宗教（カルト）人民社員の教主だという。ジム・ジョーンズは1978年信徒たちに服毒自殺を強要して900人を死に至らしめた、別名「ジョーンズタウン大虐殺」を起こした人物だ。

ネットユーザーは、SUGAが犯罪者の演説をサンプリングに使用したことをめぐり、論争となった。一部では、Twitterで「＃SUGA_ジムジョーンズ_どう考える」というハッシュタグを掲載してSUGAにフィードバックを要求した。

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