Mnetのアイドルオーディション番組「PRODUCE X 101」の得票数を操作した容疑をもたれているPDとCPが1審で実刑を宣告された。
ソウル中央地裁は29日、Mnet所属のアン某被告(PD)とキム某被告(CP/)総括プロデューサー)にそれぞれ、懲役2年と1年8月を言い渡した。アンPDには3699万ウォン(約320万円)の追徴を命じた。
同じ容疑で裁判にかけられたアシスタントPDイ某被告は罰金1000万ウォンを、請託禁止法違反などの容疑をもたれている芸能事務所の役職員5人のうち3人は罰金700万ウォンを、2人は罰金500万ウォンを言い渡された。
裁判所はアン被告に対して「メインPDとして投票操作に積極的に加担したという点で、責任が決して軽くない」とし「さらに1年6か月間、芸能事務所から不正な請託を受けて、計41回にわたって3700万ウォンの接待を受けた。大衆の不信にも大きな責任がある」と指摘した。
続けて「ただし、順位操作の犯行は視聴者の結果をそのまま受け入れた場合、デビュー組の選定が難しいとの懸念から犯行を行ったこと、個人的な利益が図られなかったこと、酒席接待は実際の不正行為につながらなかったこと、捜査に協力した点を考慮に入れた」と付け加えた。
キム被告についても「総括プロデューサーとして職責に合わせて、放送を指揮・監督すべき地位にいたにもかかわらず、PDらと共謀しており、責任が重い」とし、「ただし、メール投票収益を寄付する予定で、自首して捜査に協力した点などを総合して刑を決めた」と説明した。
アン被告らは「PRODUCE101」シリーズの生放送で、視聴者の有料メール投票結果を操作し、特定の人物に利益を与えデビュー組選定を操作した容疑をもたれている。アン被告は芸能事務所から数回、巨額の接待を受けた容疑もある。
先立って、検察はアン被告とキム被告に懲役3年を求刑していた。
WOW!korea提供