”王の帰還”と表現しても、決して大げさではない。韓国人気グループ「JYJ」(ジェジュン、ジュンス、ユチョン)がことし7月、3年ぶりに2ndアルバム「JUST US」でカムバックし、放送活動は一度もせずに各種オンライン音源チャートを席巻した。以降、「THE RETURN OF THE KING」というタイトルでソウルをはじめ、アジア8か国で公演を開催。およそ10万人のファンを熱狂させた。3人は、再びアジアを捕え、真の帝王であることを立証した。
カムバック前に繰り広げられた活発な個別活動は、2014年を輝かせた滋養分となった。個別活動で積み上げた様々な経験とノウハウ、認知度がグループ活動に大きな影響を及ぼしたのは明確。メンバー各自がひとつのブランドとなり成長したことで、3人が生みだすシナジーはさらに破壊力を増した。
長い間、一緒に活動しながら育ててきた友情、お互いの目だけでわかりあえる呼吸は、「JYJ」の大きな長点でもある。東京ドーム公演の前に行われた記者会見で彼らは「極めて個人的なことで何か問題が起きたとき、対話が必要なとき、その場所にいてくれて、話を聞いてくれた。そうしたことが本当にありがたかった」とし、お互いへの愛情を確認し合った。
「JYJ」は去る13〜14日、京セラドーム大阪でツアーコンサート「JYJ 2014 Japan Dome Tour 〜一期一会〜」を通して、7万5000人の観客を動員。今回の公演は、ことし11月の東京ドーム公演に続き、全席完売を記録した。東京ドームと京セラドーム大阪での公演を終えた「JYJ」は来る23〜24日、福岡ヤフオクドームで公演を続けていく。
韓国国内はもちろん、アジアで確固たるファンダムを形成した「JYJ」。グループ活動はもちろん、メンバーの個別活動でも各自が成功を収めており、展望は明るい。アジアの帝王の座は今後もしばらくの間、彼らが守っていくことだろう。
WOW!korea提供