韓国エンタメ界に活気戻るか 映画観客回復の兆し…アイドルも続々新譜

5月に入り、K―POP界も動き出している。盤石なファン層を持つアイドルグループや人気歌手らが近日中の新譜発売を予定している。

ボーイズグループのASTRO(アストロ)は4日、NU''EST(ニューイースト)とDAY6(デイシックス)は11日、MONSTA X(モンスタエックス)は26日にそれぞれニューアルバムをリリースする。

来月には、韓国を代表する二つのガールズグループ、TWICE(トゥワイス)とBLACKPINK(ブラックピンク)がニューアルバムを出す。TWICEは来月1日に新曲「MORE & MORE」を発表し、BLACKPINKは来月中に1年2カ月ぶりとなる新譜を発売する。

また、歌手で女優のIU(アイユー)とボーイズグループBTS(防弾少年団)のSUGA(シュガ)のコラボ曲「エイト」も今月6日にリリースされる。

一方で、歌手とファンが間近で顔を合わせるファンサイン会、コンサートなどのイベントが開催されるかどうかは不透明だ。

K―POP界の関係者は「新型コロナが落ち着いてきてはいるが、大勢の人が集まり、海外のファンも訪れる大型イベントを開催するかどうかは感染懸念の面から慎重になっている」と伝えた。

テレビ業界も少しずつ正常化に向かいつつある。新型コロナが広がる前の状況に今すぐ戻ることはできなくとも、感染予防を徹底しながら徐々に行動範囲を広げていきたい考えのようだ。

テレビ局SBSの関係者は「ロケはまだ難しく、主にセットやスタジオで撮影しているが、出入りのたびに検温し、消毒を行っている。当面はこうしたやり方を維持しながら、正常化へ順序を踏んでいくだろう」と話している。

実際、「ランニングマン」など同局のバラエティー番組は主にセットで撮影され、ロケをする場合も地元住民との接触が少ない有料施設を使用したという。

一番問題になるのは観客がいる番組、野外でしか撮影できない番組だが、これらについては急がずに状況を見て撮影を再開するとみられる。

 

WOW!korea提供

2020.05.05