その後、ユリはバケットリストを作成しながら、残り少ない時間を充実させた。最後にヒョンジョンの家族と一緒にキャンプに行った。
夜遅く、ガンファとユリは二人きりの時間をもった。ユリは「今がすごくいい。初めは一人で行ったけど…今はこうしてにぎやかに行けるじゃない」と自分の選択に満足した。ガンファが後悔することはないのかと聞くと、ユリは「母さん。いつも頼りになる私のバックグラウンド。だけどそれを私がソウにしてやれないでしょ。あなたがちゃんとやってあげて」とほほ笑んだ。
ガンファはユリに「僕は君と一緒に年を取れないこと。二人の髪が真っ白になった時、幸せに過ごしてきたと言える日を夢見てきたのに、それができないからすごく残念だ。だけどソウを残してくれてありがとう。君が残してくれた一番大きなプレゼントだろ」と感謝した。
ユリは「残りの人生を幸せに生きなきゃダメよ。ソウのためにも。私のことを考えてつらい思いをするのではなく、笑って。悲しまずに、必ず笑ってね」と言うと、ガンファは「ちゃんと覚えておく。幸せだった思い出だけを大事にする」と答えたあと、抱き合った。
続けてソウには「楽しく過ごしてね。笑顔で生きていって。生まれ変わっても必ずママのところに来てね」と涙で最後のあいさつをした。
WOW!korea提供
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