この日イ・ゴンの多難な大韓民国適応記が描かれた70分、イ・ミンホは皇帝の品格を加えたストレートな男の魅力で視聴者をときめかせた。25年間、懐かしく思ってきたチョン・テウルの性格が想像とは違って荒々しくて当惑し、大韓帝国ではありえないあらゆる冷遇に哀れな表情を作ったりするが、それもかかわらずテウルの周囲を歩き回って淡々とした口調で自身の本心を表現する高品格な直進ロマンスが、女心をときめかせた。
この過程でイ・ミンホの重厚な声のトーンと膨大なストーリーを込めた纎細な眼差しが視聴者を引き込んだ。「ありがたかった。あなたがどこかにいてくれて、寂しさが減った。25年間」という切ない感情が込められたセリフや、ソウル市内の古宮やパン屋、チキン店を歩き回りながら命令するシーンなど、イ・ゴン特有のセリフ回しを完ぺきにこなすなど、ときめきと笑いを同時にプレゼントした。また「あなたは本当に私にこのように対してはいけない。私がとてもさびしいじゃないか」としながら物悲しさを誘った。そして最後にイ・ゴンがプロポーズするエンディングは、瞬間最高視聴率14.7%を記録してときめきの頂点に達した。
放送後も「ザ・キング」のイ・ミンホに対するファンの関心は熱かった。国内外のポータルサイト、SNSの人気検索語を独占して話題性と影響力を証明した。
ふたつの世界の違いを発見していくイ・ゴンが、今後テウルとの縁をどのように続けていくのか、また25年前に助けてくれた恩人を大韓民国で捜し出すことができるのか、今後のイ・ミンホの演技と活躍に期待が注がれている。
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