「コラム」社会服務要員になる芸能人が多いと思える理由とは?

いわば「職業病」
兵役等級を具体的に見ると、1級から3級までが現役兵、4級が補充役、5級が第二国民役(平時には入隊が免除になるが、戦時には勤労召集の対象者になる)、6級は兵役免除、7級は徴兵検査の再診である。
この中で社会服務要員になるのは4級の補充役だ。入隊の代わりに公的機関で代替勤務をすることになる。
4級になる大きな原因は、持病(喘息など)や身体の故障である。
特に、俳優やK-POPグループのメンバーの場合は、撮影や練習などで身体を酷使しており、特定の部位を傷めていることが多い。しかし、多忙のために十分な治療を受けられないケースもあって故障が悪化し、それが徴兵検査で4級判定を受ける大きな理由となっている。
こうした事情は理解できる。身体の故障はいわば「職業病」なのである。このあたりは一般の人とは違う。


芸能人の立場からしても、自ら社会服務要員を願っているとは言いがたい。兵役期間が現役兵より3カ月も長くなるし、ネット上で批判されることも多くなる。
それでも、身体の故障を理由に4級判定を受けることが芸能人に多いというのは、やむをえないことなのだ。
社会服務要員は立派な兵役だ。堂々と社会服務要員として兵役を全うしてほしい。

文=康 熙奉(カン ヒボン)
提供:韓流テスギ
http://tesugi.com/

 

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