パク・セロイは大企業“長家”のせいで愛するお父さん(ソン・ヒョンジュ)を失ったし心に深い傷を受けた。 だが、大企業の横暴にも負けずに勇気あるように生き延びたし、失うことが何もないと感じた時はじめて全てのものを得た。
小市民が小さな店“タンバム”から始めて巨大な長家に劣らないほどの大企業“IC(梨泰院クラス)”に成長する過程は痛快だったし、一つずつ欠点を持っている人々が集まって連帯して毅然と持ちこたえている姿は感動的だった。
パク・セロイ役を演じた俳優パク・ソジュンは不正に妥協しない所信、愛する人々を守る義理、夢を追う青春の覇気をテレビの中に実体化した。 情熱を持っているパク・セロイキャラクターが、パク・ソジュンのように見えたのは夢を実現できるだろうという彼の確信の中から誕生したと思われる。
ドラマ「梨泰院クラス」を通じて私たちはある人物の難しい状況と境遇を観覧して、彼の運命がまるで自分の運命のように痛く感じて共感した。 誰かの犠牲と成長を当事者のように体験したのだ。
パク・ソジュンは20日、製作スタッフを通じて「セロイの長い間の念願だった長家に向かった復讐がどのように結末を結ぶのか、また、イソに対する感情を悟ったセロイがその心を伝えられのるか見守って下されば良いようだ」と、最終回に対する観戦ポイントを伝えた。
ウェブトゥーンの面白さをドラマにできるかというのは、製作スタッフはもちろんキャラクターを引き受けた俳優にかかっていたのに、パク・ソジュンが予期できない生活を送るパク・セロイを熱烈に応援したい存在として具現した。 パク・ソジュンはパク・セロイそのものだった。