「コーチェラ・フェスティバル」に先駆けて今月末にアメリカフロリダ州マイアミで開催される「2020ウルトラ・ミュージック・フェスティバル（UMF）」が新型コロナの拡散憂慮で公式的に取り消された。UMFは毎年3月に開催される大型ミュージックフェスティバルで、1999年から継続して開催されているが、今年は新型コロナの影響でフェスティバルが始まってから21年ぶりに初めて行事を開催しなかった。
また、13日にアメリカテキサス州オースティンで開幕予定だった北米最大の融複合コンテンツ祝祭である「サウス・バイ・サウスウエスト（South by Southwest、SXSW）も34年ぶりに初めて取り消しされた。
このためBIGBANGの除隊後最初の公式ステージも公開が困難となる見込みだ。1月にメンバーのV.Iが脱退したBIGBANGは、フェスティバルのハイライトである金曜日午後(10日、17日)にそれぞれ公演を開催する予定だと明らかにした。
1999年に始まって伝統と権威を続けていきた「コーチェラ・フェスティバル」は、毎年20万~30万人の観客が参加する。大衆的人気を越えて音楽性を兼ね備えたアーティストを選別して招待する代表的なフェスティバルとして有名で、2011年以降なんと7回も「ビルボード・ツアーリング・アワード(Billboard's Touring Awards、現ビルボード・ライブミュージック・アワード)で「トップフェスティバル部門賞」を受賞した。
今年の「コーチェラ・フェスティアバル」には、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against The Machine)、トラビス・スコット(Travis Scott)、フランク・オーシャン(Frank Ocean)、カルビン・ハリス(Calvin Harris)、ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)らがラインナップに上げられた。
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