防弾少年団は、今回のカムバック活動のために、米国で活発なプロモーション活動を展開した。去る1月に先行公開曲「ブラックスワン(Black Swan)」の舞台を「レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン」で初公開したし、アルバム発売直後の先月21日には、米国ニューヨークで「TODAY」に出演、22日タイムズスクエアでMTV 「Fresh Out」、24日「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」に出撃して「ON」の舞台をグランドセントラルターミナルから飾った。加えて、25日、「ジェームズ・コーデンショー」に再訪問して「カープールカラオケ 」に出演した。
ただし、このような放送のプロモーション活動は広報次元であり、「ホット100」に直接影響を与えることはない。「ホット100」は、音源販売量、ストリーミング実績、ラジオ放送回数などを合算して発表する。それだけにシングルチャートでは、ラジオ放送が大きな影響を与えるため、実際の「ON」のラジオ回数はやや少なかったと分析された。
しかし、今回の新曲は、ダウンロードとストリーミングで高得点を獲得した。「ON」は8万6000回ダウンロード販売量を記録し、昨年ジョナス・ブラザーズの「Sucker」の8万8000回に続くグループの最高ランクを示した。米国ストリーミング部門では、1830万点を記録し、12位にランクインした。これが米国ビルボードを総なめできる秘訣であり、既に硬く形成された現地のファン層の活躍が数えられる。
防弾少年団は、国際レコード産業協会選定の「グローバルアーティストチャート」7位も記録した。2年連続で韓国の歌手や非英語圏の歌手初のトップ10に名を連ねた。国際レコード産業協会は、「2019年は、K-POPのメガスターである防弾少年団のキャリアに新たな頂点を見せてくれた」と説明した。加えて、最近、米国の専門評論サイトのメタクリティック(Metacritic)の発表によると、新しいアルバムは海外の有力メディアと各種評論メディアの総合評価結果の評価83点を記録し、最高評価である「全体的な絶賛」(Universal acclaim)を受けた。
早目に今年の初めから米国ビルボードのメインチャートをさらって頂点を越えた防弾少年団が、新しいアルバムに連日、海外メディアに好評を受けるなかで、果たして今年どんな姿で新記録を積み上げていくか、全世界の注目が集まっている。