女優の故チェ・ジンシルの遺族、22億ウォンの不動産をめぐり財産権紛争訴訟に広がる

女優の故チェ・ジンシルの遺族、22億ウォンの不動産をめぐり財産権紛争訴訟に広がる

女優の故チェ・ジンシルの子女、ファンヒくんとジュニちゃんに残された不動産の一部が遺族間の財産権紛争につながったと伝えられた。

4日、故チェ・ジンシルの母であるチョン・オクスク氏が、チェ・ジンシルの夫であり元プロ野球選手の故チョ・ソンミンの父であるチョ・ジュヒョン氏を相手に不法占有物の退去および訴訟を提起したと報じられた。

報道によるとチョン・オクスク氏はファンヒくんとジュニちゃんの兄妹に相続された韓国・南楊州市(ナミャンジュシ)の3階建ての建物をめぐり、チョ・ジュヒョン氏と紛争中だ。該当建物の鑑定価格は約22億ウォン(約2億2000万円)とされた。

この建物は故チョ・ソンミンの所有で、チョ・ジュヒョン氏夫婦が20年以上居住した。その後2013年に故チョ・ソンミンが死亡した後、ファンヒくんとジュニちゃんに相続され名義移転された。未成年者である子どもたちに代わり売買や賃貸などの法的権利は祖母となるチョン・オクスク氏が持っている。

しかし該当建物の賃貸料はチョ・ジュヒョン氏夫婦が生活費などに使用し、管理したと伝えられた。チョン・オクスク氏は該当建物を処分しようとしたが、チョ・ジュヒョン氏夫婦が占有している状況だったため、昨年7月に退去および建物の引き渡し命令訴訟を出した。

訴訟3か月後になる昨年10月、ソウル地方裁判所は「チョ・ジュヒョン氏は法的権利者であるチョン・オクスク氏に不動産を返し退去せよ」と決定した。ただチョ・ジュヒョン氏夫婦は建物が売られるまで居住し、不動産売買直後には、これまでの占有権を認め、このうち2億5000万ウォン(約2500万円)を補償することと判決した。

WOW!korea提供

2020.03.05