ルナ(f(x) )の発言に遺族が怒り… 番組PD「亡くなった友人のため希望を失わない…肯定的な共感が増えるよう願う」

韓国ガールズグループ「f(x)」ルナが、ドキュメンタリー番組を通してこの世を去った友人らについて語った。これに対して遺族が怒りをあらわにした中、番組プロデューサーがルナの未来を「応援したい」と明かした。

4日午前、MBCドキュメンタリー番組「ヒューマンドキュメンタリー 人が好き」の担当プロデューサーが、韓国メディアの取材に応じて「ミュージカルチケットパワーのある先輩アーティストらの後を引き継ぐ次世代走者だと考えた。また、最近3.1節(抗日独立運動記念日)101周年番組にも参加して、歌唱力のあるアイドル出身歌手を探す中で、(ルナを)選んだ」とし、ルナにオファーを出した経緯を説明した。

続けて「具体的にどのような苦しみを抱いていたのかわからなかったが、取材をする中で詳細に知ることとなった」とし、ルナがインタビュー過程で深い話を自然に切り出したことを明かした。

これに先駆けて3日午後に放送されたMBC「ヒューマンドキュメンタリー 人が好き」でルナは、自身の日常を公開した。その際、昨年10月にこの世を去ったソルリについて「ソルリが天国に行く前に会いたいと連絡がきた。15年間で初めてタメ口で話してきた。『お姉さん、私お姉さんに会いたい』」と、「長い間耐えに耐えて送ってきたメッセージだと感じられ、姉として非常に申し訳なかった」と告白した。

さらに、練習生時代の同僚ソフィア(故イ・ジウンさん)についても高校時代に出会い、歌手デビューを夢みていた中でこの世を去ったことに「とても悔しい気持ちだ」と明かしていた。この発言に、遺族は「死を利用しないでほしい」としてルナを批判するなど、一部で物議をかもしている。

番組プロデューサーは「過去、多くの苦しみに悩まされたことのある人でもある。放送後、肯定的なフィードバックで共感されれば幸いだ」とし、「制作陣という立場で、(ルナに)勇気を与えたい。ルナは才能に満ち溢れた人物。本人の力を十分に発揮してほしい」とエールをおくった。

WOW!korea提供

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  • 2020.03.04