すべてインウの生音をサンプリングしたという打ち込みやMPCプレイでリズムを再現、ドラム以外のパートも打ち込みに合わせ全員で編曲し直したとのことで、既存曲も新たなアレンジで聴けたのも今回の大きな特徴だ。
「アルバム『through love』を発売しました。すべてのものを愛するという意味を込めました」と、メモを見ながら訥々とした日本語で話したオ・ヒョク。愛の詰まった濃厚なステージは、音楽はもとよりアート集団として進化を遂げたチーム・ヒョゴの姿を目撃できた90分だった。
日本ツアーを終え、3月下旬はアジア6都市、4~5月はヨーロッパ16都市、6月末~7月は北米15都市のツアーを控えている。さらなる進化を遂げたヒョゴの、次の来日を楽しみに待ちたい。
Photo by Dasom Han
Courtesy of DOOROODOOROO ARTIST COMPANY