父と子の絆を描くことで日本と朝鮮の関係を浮き彫りにする 中国朝鮮民族、初のドキュメンタリー映画主人公の少年は、中国朝鮮族自治州・延吉で生まれ、10 歳のときに日本へ移住する。20 歳を迎えたとき過去を振り返るため、画家だった父を探すことを決意する。中国の親戚に父の行方を尋ねるが、誰も消息を知らないうえ、父の話題に触れたがらない。叔父の助けにより再会を果たした父は、韓国で不法滞在者として日雇い労働をしながら借金取りに追われる日々だった。それでも息子への虚栄心と自己満足的な愛情を「お金」によって表現しようとするが、息子は辟易としてしまう…。
韓国・北朝鮮の他に、もう一つ存在する「中国朝鮮民族」。彼らの多くが韓国へ憧れ、韓国へ出稼ぎに行く。今まで注目されて来なかった中国朝鮮民族を、「父と子」という個人的な物語で取り上げた、世界初のドキュメンタリー作品。カナザワ映画祭 2019「期待の新人監督」グランプリを受賞した。
「動画」『血筋』予告編
監督:角田龍一 プロデューサー:角田龍一・山賀博之 音楽:郷古廉
タイトル:『血筋』(韓国題:핏줄、英題:Indelible)言語:朝鮮語、日本語、中国語 上映時間:73 分
配給・宣伝:アルミード ⒸRyuichi https://indelible2020.com
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