キム・ユジョンは『トンイ』でハン・ヒョジュの子供時代を演じた
新しいドラマ『コンビニの新星』でチ・チャンウクと共演することになったキム・ユジョン。今やすっかり大人の女優として成長したが、かつては天才子役として大ヒットドラマによく出ていた。特に、『トンイ』の主人公の子供時代を印象的に演じた。
イ・ビョンフン監督の教え
キム・ユジョンにとって『トンイ』は忘れられないドラマだ。それは、イ・ビョンフン監督からたくさんのことを学んだからである。
彼女はこう語る。
「他の俳優たちはイ・ビョンフン監督と仕事をするのは大変だと言いますが、その分、学べることも多いのです。監督は私に発声も教えてくれました」
『トンイ』の撮影中にはこんな出来事があったという。
「撮影現場ではなく撮影前の練習の時のことです。友達役で共演した子役の人から、練習するのでセリフを合わせてほしいと言われたんです。それで軽い気持ちで行なったら、イ・ビョンフン監督から厳しく指摘されました。『なぜ、私ばかり言われるのかな』と不思議に思いました。私は練習に付き合っただけなのに、監督から叱られてばかりでしたから。他のスタッフや子役たちがいる前で……」
悔しくて涙が出たという。
しかし、イ・ビョンフン監督には深い目的があった。
「あとでADの方が来て『すべてお前のためにやったことなんだよ』と話してくれました。実は私の演技力を高めるために行なった実戦練習だったようです。でも、涙が止まらなかったですね。今考えて見ればいい経験でした。イ・ビョンフン監督にお会いすることができて本当に良かったです」
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