今年のカンヌ国際映画祭で、審査員満場一致で【最高賞】パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。
全員失業中の貧しい一家とIT 企業を経営する裕福な社長一家という相反する2 つの家族の出会いから想像を遥かに超える展開へと加速していく物語は、既に韓国動員1,000 万人突破、フランス動員170 万人突破、全米でも昨年の外国映画興行収入第1 位、歴代興行収入でも現在第7 位と、各国で動員記録を塗り替える爆発的な盛り上がりをみせている。
オスカー前哨戦といわれるトロントやニューヨークなど各国の映画祭で絶賛&受賞を重ね、第77 回ゴールデングローブ賞外国語映画賞を筆頭にすでに140 の受賞を受賞。本年度のアカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、国際長編映画賞の堂々6 部門にノミネートされ、外国語映画にして史上初の作品賞受賞への期待も高く、映画史を変える偉業に王手をかけた。
日本でも1月10日から全国公開となった『パラサイト 半地下の家族』は、先行公開時から大きな話題を呼び、全国的に満席が続出する爆発的大ヒットスタートとなり、SNS 上でも「震えるほどすばらしい映画!」「見終えてすぐに立ち上がれなかった!」「こんな映画体験今までにした事がない」「全力で周りに勧めたくなる最高の映画」と絶賛の声が溢れている。
あの国際的アーティストが手掛けた特別版ポスターが到着!
作品の世界観を表現した圧巻のイラストは必見!
待望の日本公開を迎え、アカデミー賞®6 部門ノミネートで大いに話題となっている『パラサイト 半地下の家族』に、このたび、日本版の特別イラストポスターが到着。水面に浮かんだ石の上に、貧乏なキム一家と裕福なパク一家が立っている様子が水墨画タッチで描かれている。
ポスターの制作者については“とある国際的アーティスト”としか明かされていないが、そのタッチから誰が手掛けたポスターかピンとくる映画好きも多いのでは? 石の手前には赤いつぼみを付けた木が描かれているが、水面をよく見ると、木は枯れ、キム一家とパク一家の立ち位置が逆転しているのにも注目だ。ポスターを手掛けたアーティストは、「月が水に反射し、水面に映る花はとても絶妙で美しいように見えますが、完璧な錯覚に過ぎないかもしれません」とコメントしている。
石、水、家族の立ち位置と、作品の重要なモチーフが示唆的に散りばめられたポスターは、イラストの美しさだけではなく、映画を見た後にはより一層味わいが増す仕上がりとなっている。特別に日本版として公開された本ポスターのほかにも、本作が上映された各国ではオリジナルのポスターやファンアートが続々と公開されている。
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